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気分の波をさざなみに②

前回の記事では、気分の波を穏やかにするコツは、気分屋的に生きることだと書きました。これを書いた時は、時期によって、あるいは1日の中で気分が高まったり、落ち込んだりを周期的に繰り返す人を想定していました。けれど、心配や不安が強い人も気分の浮き沈みがあります。先を予測して不安になり、気分が落ち込むといった具合です。実はこんな風に不安が強い人には、気分屋的な生き方は向きません。

なぜ向かないかというと、不確定なことがあると不安は高まり、気分が落ち着かなくなるからです。情報を集めて予定を立て、不確定な要素を少なくすることが、不安に対する対処となります。ですから、気分屋的に、行き当たりばったりな生き方をすると、不安定になってしまうのです。

ここまで書くと、自分がどちらのタイプに近いのかがわかってきたかもしれません。しかし、簡単に調べる方法もありますので、ご紹介しておきます。

旅行の仕方には、その違いが表れます。自分が旅行をする時に、どういうスタイルだったか?を振り返ってみて下さい。あらかじめ旅行先のことを調べて、きっちり計画を立てる方が楽しめるタイプか?事前に情報を入れないで行き当たりばったりを楽しむタイプか?前者は、気分屋的な生き方は向きません。向いているのは後者です。もちろん、旅行が自分の特徴を全て反映しているわけではありませんが、大まかな目安にはなります。それぞれの特徴にあった対処方法を身につけてみてください。

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