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医療事務にありがちな思考


【医療事務の仕事とは】
医療事務の仕事は多種多様です。

受付、計算、会計、レセプト業務、管理、分析等。
その中でも、受付、計算、会計、レセプト業務のみを経験した所謂、世間一般的な医療事務のイメージの人程「私達は受付やレセプト業務を頑張っている。なのに評価されず認めてもらえない」と発言する人が多いと感じます。

毎日の患者対応、受付、計算、会計業務。
毎月のレセプト点検。
所謂、ルーティン業務ですが確かに大変な業務だと思います。
しかし、上記をただこなすだけの仕事では何も生み出しません。
「私達が受付やレセプト点検をしなければ病院の収入が入ってこない。病院が成り立たない」
確かに正論ではありますがそれは医療事務として与えられている最低限の仕事にすぎません。
時代はグローバル化の影響で激しく変化をしている中で、毎日毎月同じルーティン業務だけをこなすのみでは現状維持はもとより衰退していくのみです。
医療事務だけ「時が止まっているのか」と錯覚すら覚えることもあります。

仕事は周りと異なる付加価値を生み出してこそ評価されます。
付加価値=ルーティン業務ではありません。
それに気付かずルーティン業務だけをこなせば評価されると思い込んでいる医療事務は多いのではないでしょうか。

【固定観念に囚われる怖さ】
人は環境によって左右されます。
仕事に対して全くモチベーションもない集団の職場では、逆に向上心が高い人は蚊帳の外、痛い人間扱いをされてしまう事さえあります。
また、「毎月の給与水準に合わせて働いている人(給与を貰って働いている人)」と「自己成長の為、組織の為にと貢献し働いた結果として給与を貰っている人(働いて給与を貰っている人)」との意識の差は、後者が個人としても組織としても価値が高いのは明白です。
考え方一つで行動価値は全く異なってきます。

私個人の意見としては少なくとも医療事務は前者が多いと感じます。
だからこそ、業務を指示されてもしようとしない、私達の業務ではないと拒否をします。
その結果、時代に取り残され付加価値を生むことすらできず、自分自身の給与も上がらないという悪循環を引き起こします。

給与とは「市場価値」です。
自分自身の職業人としての価値であり学生でいう成績表のようなものと言えるのではないでしょうか。
テストの成績表が悪いのに、努力をせず、学ぼうともしなければ成績だけが上がるはずもありません。

【最後に】
固定観念を壊すには、自分の病院だけ、自分の部署だけの狭い枠組みで物事を考えてはいけません。
世間は広い、世間には凄い人が沢山いるという実体験をする事が何よりも大事だと思います。

また、世間のイメージに合わせているという事は「今」という時代に合わせているという証拠。
先を見据えて「今」の行動を変えなければ未来は何も変わりません。

全ての解決策は自分自身が責任を抱き、主体的に行動することです。


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