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管理職の在り方で部署の器が決まる

 鹿児島県で病院事務長をしながらキャリア形成支援の個人事業を行っている鶴喰(つるばみ)です。

以前、以下のようなツイートをした所、多くの反応を頂きました。

私自身、今まで多くの管理職と関わらせて頂きましたが、
「管理職(上司)の在り方で部署全体は良くも悪くも変わる」という光景を沢山目の当たりにしてきました。

一番分かりやすい例は、新体制になった直後です。

従来の管理職が退職や異動となり新たな管理職が就任することで、
知識やスキルレベルは勿論のこと、業務手順・人事評価・部署方針などが変わることは多々あります。

例えば、プレイヤー業務にまで注力する管理職が新たに就任した場合、マネジメント業務は疎かになりがちで、評価軸も現場目線になりやすいです。
 一方で役職者として本来求められているマネジメント業務に注力する管理職の場合はプレイヤー等の現場との乖離が生じやすいのも事実です。
しかしながら、本来管理職として求められている業務はマネジメント業務です。

 私の主観ですが、未だ多くの企業や組織はプレイヤー重視型の管理職が多い印象を受けます。
勿論、組織の規模や人員体制などの理由から業務をせざるを得ない状況は多いと思います。
しかし、前提として管理職の認識が「私がいなければ部署が回らない」という固定概念を持っている場合、部署の成長は望めません。

「私がいなくても部署が回るようにするにはどうしたらよいか」という認識こそ管理職としての本来のマネジメント思考です。
如何に自身の業務を手放し、承認欲求を手放し、部下を信じることができるか。
そこに気付き、葛藤しながらも視座を高めていくことが何より大切だと思います。

いずれにせよ、部署全体の認識や方向性を決める重要な要素は、
管理職の在り方が9割」だと思います。

在り方とは姿勢のこと。発言や行動、日々の振る舞いのこと。

管理職として、
部下の成長を願い指導を行なっているか。
行動の矛先がすべて自利のみではないか。
部下へ指示するだけの行動が自らできているか。

管理職の器以上に部署は成長しません。

だからこそ管理職は日々学び、自ら背中で魅せていくことが重要だと思います。
管理職になるとはそういうことです。


※以下、私の経験を踏まえた管理職(上司)を視るポイントです。

・どのような動機で何の為にその仕事(行動)を行なっているのか
▶︎本当の意図や背景を観察すること

・発言と行動が一致しているか
▶︎特に発言よりも行動を観察すること

・利他の精神があるか
▶︎自分の見られ方や評価を上げる為ではなく、部署や部下のことを真に考えているか


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