【体験滞在】青森県の南部町おためし住宅についてのまとめ

体験滞在について調べ始めたきっかけ

興味本位で始めた多拠点生活という旅暮らしを暫く続けてきて気づいたこと、それは生まれ育った故郷に特に思い入れはなく、やむを得ず用事で戻る必要があっても事が済めば早々にまた旅に出る、意外とも言えるそんな自分に気づいた。
そんな生活を1年ほど続けると、ここから離れたくないとかもう一度行ってみたいという場所がいくつか出てきて、腰を据えて本格的に「暮らし」てみたらどんな感じになるだろう?という気持ちが湧いてきた。
「移住」を意識し出し、不動産情報を物色する日々を暫く続けていたが、いきなり永住というのも決めきれずにいたところ、青森の田舎での暮らしを紹介するインターネットのホームページに貼られたバナーから、青森県の南部町というところが移住を検討中の人向けに住宅の提供をしていることを知り、最長1ヶ月無料で利用できるとのこと。
理想を言えばお金を払ってでも、3ヶ月から半年ほどじっくり生活してみたいところだが、まずは1ヶ月生活してみてまだ足りないと感じたら、またその時に方法を考えればいいかということで、詳細を調べてみた。

「南部町おためし住宅」とは

青森県の南部町役場が、移住検討者に生活を体験してもらうために提供している住宅です。

オフィシャルサイトより引用
  • 所在地 : 青森県三戸郡南部町大字平字虚空蔵29番地1

  • 借用期間 : 1週間単位で最長1ヶ月

  • 借用料 : 無料

  • 設備 : 風呂、トイレ、キッチン、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、寝具、エアコン、石油ファンヒーター、Wi-Fi、他…

  • スーパーマーケット : マエダストア名久井店まで750m

詳細は南部町の公式サイトを参照

どんなところ?

八戸から車で30分、十和田湖まで1時間ほどの山間部で、標高は120m程、サケの遡上の季節になればヤナ場が設置される馬淵川が流れ、田園風景と緑豊かな自然に囲まれた地です。
さくらんぼや洋なしの果樹栽培が盛んな県内有数のフルーツの産地で、最高級にんにくの「ふくちホワイト6片種」も有名です。

12月から3月まで最低気温は氷点下になりますが、夏は涼しく年間を通して比較的穏やかな気候です。

データ提供 : NOAA

雪について、県内では南に位置する南部町は、青森市の津軽エリアや下北エリアのむつ市ほどの豪雪地ではないにしても、八戸と三戸の中間に位置する南部町は数十センチは積もるので、雪かきやスタッドレスタイヤなどしっかりとした対策、準備が必要となります。

データ提供 : ふるさとWEBマガジン
データ提供 : 気象庁


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