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沖縄の旅.4

・四日目 那覇 那覇泊
6:00 起床。ベランダに置いていた新聞紙で包んだスニーカーはバッチリ乾いてる。Tシャツはやっぱなんか生乾きというか、、
早々に支度して、散歩がてらモーニングやってるカフェを探す。

朝の国際通り前

7:20 天気はぼちぼち良い感じ。けど、思ったよりどこも開いてない。しばらく歩いて、路地にある昔からありそうな喫茶店がかろうじで開いてたからそこですませる。
漫画のチョイスは良い。ツルモク独身寮!懐かしいなぁ

20世紀少年もいいね

8:30 宿に戻って車で出発。最初の目的地、首里城に向かう。国際通り辺りから、大体30分くらい。

9:10 首里城。地下駐車場に車を止める。3時間で400円。外国人観光客はやっぱり多い。天気は曇りだけど、かえって涼しくて調度良い。初めての首里城を散策。途中、首里城を見る為に入場料400円。首里城は火災があってから現在復興建築中。今はその建設の様子が見られるようになっている。2026年完成予定とのこと。今は今である意味レアな期間。完成してからまた来れたら、ひとしおだろうなぁ

首里城公園入口
案内
守礼門
ここから入場料必要
この中で首里城建築中
建築の様子
焼け跡の残骸

ちょっと真面目な話。途中の休憩スペースで沖縄・首里城の歴史についての動画がスクリーンで流れていた。そういえば沖縄の歴史はよく知らない。ここの動画で見た、沖縄、いや琉球の歴史はとても哀しいものだった。

琉球王国の建国はおよそ450年前。首里城はこれまでに5度火災によって消失している。つまり2026年の完成予定が6度目の建築。
琉球王国は元々、地理的・人口の少なさから周辺諸国(東南アジア、中国、日本)と上手く外交・貿易しながらその国を守ってきた。特に朝貢貿易(ちょうこうぼうえき)といって、中国との貿易がとても重要で、そのおかげで成り立っていたといっても良い。大きく変わるのは約150年前の明治時代。江戸時代、財政難から薩摩藩は琉球王国に目をつけ、侵攻しやがて制圧する。ここから始まって、明治時代にいわゆる琉球処分という歴史が生まれる。日本と中国の関係、日本に与した琉球と中国の関係がとても複雑に絡み合う。琉球王国から沖縄県となったことで、沖縄には日本陸軍が設置される。それゆえ、太平洋戦争で大きな被害を被り首里城は4度目の消失となる。本島も戦禍に。戦後、首里城の跡地には琉球大学が建設されるが、やがて大学は移転。再度首里城を建設する計画が立てられる。出来る限りそのまま再現させようと、細部の建築方法や色使いまでこだわり、1989年からおよそ30年計画で行われる。そして2019年1月。30年計画がついに完成を迎える。5度目の火災はそのわずか9カ月後のこと。
また、戦後沖縄には米軍基地が多く作られ、今現在日本国内にある米軍全体の機能の約7割が沖縄にある、という話もあるらしい。
とても哀しい。願わくば、もうこれ以上沖縄には外からの手は加えないであげて欲しい。地元の人達のものを大切にしてあげて欲しい。
沖縄出身の3人組BEGINといえば「島人ぬ宝」。
"教科書に書いてあることだけじゃ分からない 大切なものがきっとここにあるはずさ それが島人ぬ宝"
この歴史を知ってこの曲を聴くとまた聴き方も受ける印象もガラッと変わってくる。BEGINの曲でもう一曲。これも聴いて欲しい。
「僕らのこの素晴らしき世界」

11:10 無事に首里城の御朱印も頂く。ありがたや。途中、御城印というのもあって、最初これが御朱印的なものかと思えば別物らしく。御城印は御朱印帳には張らない方が良いそうです。意味合いが違うしね。

御朱印 1枚1100円
これが御城印 紛らわしいなぁ

11:30 お土産屋さん。首里城の入口の交差点にあるお店。(画像なかったー) ちょっと覗いみる。店主さんに勧められたのがちんすこう。どこにでもあるし、正直あまり好きでもないから、「あぁ、、はぁ、、はは」くらいの感じにしてたら、試食させてくれたんだけど、これが美味しい! ちんすこうを美味しいと思ったのは初めて。"新垣カミ菓子店のちんすこう"これ、新垣菓子店さんてのが有名らしいんだけど、その中でも幾つかあるらしく、ここで食べたのは新垣カミ菓子店のやつ。これ扱ってるのは沖縄でも10店舗もないんだって。おススメ!

11:50 景色の良い所に行きたいなぁと思って、次の目的地を古宇利大橋にした。古宇利大橋は本島北部。美ら海水族館よりもう少し北の方かな? 今いる首里城は本島南部。約80㎞だからここから車で2時間くらいかかるみたい。高速も乗らず、下道で海岸線とかビーチ見ながらドライブ。
万座ビーチとか嘉手納基地とかを横目に。万座ビーチって、子供の頃テレビでよく聞いてた気がするなー、水着大会とかクイズの商品とかだった気がするw

14:00 道の駅 羽地の駅。のんびり走ってきて、小腹空いてきたからランチで寄ってみる。こういう時の引き良いなぁ、ここは当たり!

やんばる喰いナ OLI

やんばる喰いなOLIさん。おススメ3位のあぐー丼を注文。あとハンドドリップの文字に惹かれて、持ち帰りのコーヒーも。味も美味しかったけど、なんか出て来方が良くて、美味しさもマシマシ。

縁起良さそうw
いいねー
あぐー丼 にんにく
ハンドドリップ
持ち帰るのに、このひと工夫が嬉しい

14:55 古宇利大橋。おぉー!これまた絶景!天気は晴れたり曇ったりだけど、さすがのポテンシャル。ここは、島と島を繋ぐ長めの橋。

古宇利大橋
絶景!!

あまりに絶景で動画も撮ったり、ボーっとしたり、橋の下も歩いてみたり。気持ち良いなぁ
この橋を渡った所に、古宇利島の駅ソラハシ。ここフードコートもお店多いし、お土産屋さんも多くて楽しい。ここのおばちゃんに猛プッシュされて、もずくうどん買うw 試食したらめちゃ美味しかったからOK。
こっち側からの景色もまた良し。

古宇利島の駅 ソラハシ
フードコート入口
中楽しい
こっちからも絶景

16:00 古宇利大橋を出発して、次の目的地へ。来る途中に看板見て気になってた、轟の滝。華厳の滝に魅了され、那智の滝も見に行った滝好きとしては行かない訳にいかない。

16:40 名護市 轟の滝。古宇利大橋から約40分。入場料200円。駐車場は無料。入口から2・3分歩いたらすぐにドーンと滝。思ったより迫力あるし、水量も勢いもあるし、良い感じ。マイナスイオンバシバシ。

轟の滝
滝は良いよなぁ 間近でも見れる

17:00 滝に癒されて、次の目的地へ。那覇に戻る途中に何かないかぁ、、で調べてみる。ダメ元でヒスイカズラ調べてみたら、嘉手納にある東南植物楽園て所で見れるかも。電話して聞いてみたら、ピークは過ぎたけど少しなら残ってるとのこと!しかも21時頃まで開いてるって。遅くまでやってんなぁ。てことで、向かう。

17:30 道中、ちょうど夕焼けの綺麗な時間帯でちょこちょこ寄り道。それにしても3ヶ所はちょっと寄りすぎたな。でも綺麗やった。

移動手段 馬!? うらやましー で、この姿勢の良さよ
夕日1つ目
夕日2つ目
3つめー
耳ピース
角餅ねこ

19:00 嘉手納 東南植物楽園。駐車場無料。

東南植物楽園

もうすっかり暗くなってるんだけど、やたらと煌々としている。
植物園であってるよね、、? 入場料も妙に高くて2200円。

入口

入って違和感マシマシ。外国人カップル多いし。ヒスイカズラが見たいだけなんだよ。どこにあんの!? 早く出たいけど、、

どうなってんの?
植物はーー??
ポケモン??

妙な居心地の悪さを抱えつつ、やっとのことで一番奥にヒスイカズラロード見つけた! 

ヒスイカズラロード

これこれ。これを見に来たんだけど、、 これさぁ、、台無しじゃない?wこの色味だと花の色味が分からんじゃない! そもそも花も無いし、、

ロードなんだけど、花がない、、

後半の方でやっと発見! これかー、、 これは確かにきれいなんだけど、照明邪魔だなぁ

これがヒスカイズラ
これが割とそのままの色 きれいなー
次の日見たらこんなんやった

本当に沖縄の海の色みたいな色やったし、こんな色の花が天然であることにビックリ。この後、5月頃にニュースで茨城?かどこかでピーク迎えてるってやってたから、沖縄以外にもあること知った。ピーク見てみたいなぁ
なんやかんやヒスイカズラ見れて満足。
で、早く脱出したいけど、この後もイルミイルミ。まずヒスイカズラロード抜けた先にお城、その後蓮の光の池とか、もうここは植物園ではなくテーマパークなんだと決め込む。そりゃ遅くまでやってるわ。

ヒスイカズラロードの先にお城が
お城
映えスポット
蓮の光の池

この写真の時、この池を中心に園全体で爆音で音楽流れてショータイム中。そのど真ん中でさらされてる真っ最中。
やっとのことでようやく脱出。そこに動物が少々。

USA
ミーアキャット
運気運気

21:45 国際通りのラーメン屋。石垣島は塩が良さそうだから、美味しい塩ラーメン探したけど見つけられず。でもラーメン腹なので適当に満たす。

22:30 宿に帰還。今日も一日満喫した。満足感凄い。沖縄楽しいなぁ。観光らしい観光は今日までの予定。明日は座間味島。海以外は何もないって聞いてるから、泳いだりしながらのんびり出来たら旅の良い締め括りになりそう。雨もあがったし。今日使ったのは10,000円くらい。


小説読みながら就寝。
明日、何が起こるかも知らずに、、、



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