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心のエネルギー、どうやって充電してますか?

わたしはうつ病だ。

うつ病ってどんな病気?と聞かれると難しい。
人によって症状は千差万別だし、それぞれ様々な解釈があるだろうし、私自身も色んな解釈を持っている。

その解釈の中で私が比較的よく他人に説明する時に使うのが

「心のエネルギー(HP)が切れやすいうえに充電にかなり時間がかかる」

補足するとしたら「ちょっとした事であっという間に枯渇する」「予想してなかったことで削られていくことがある」「家で休んでいるからといって回復するもんでもない」といったところだろうか。もっとたくさんあるとは思うけど。

で、タイトルの通りでうつ病でもそうじゃない人も心のエネルギーがなくなってしまった時、どうしてますか?と。

おそらく医学用語的にはストレスコーピングが当てはまると思うのだけどもっとライトなかんじで今回は考えてみよう。

私にとっての1番の充電方法はというと

人に会うこと。

もちろん状態によっては人に会いたくないこともある。でもうつ病歴3年の中で色んなことを試した結果やっぱり1番上にくるのはこれだったのだ。

心のエネルギーが切れやすくかつ充電に時間がかかるのは体でいう「免疫力が低下した状態」に近いと思っている。
では、免疫力が低下したらどうすればいいだろう。素人考えだが手っ取り早いのは

栄養をとって休むこと

ではなかろうか。

休むことは比較的簡単だと思う。単純明快なのは寝ることかな。

じゃあ栄養は?

それも心の栄養だ。食べればいいってもんでもない。
まぁ食べることが心のエネルギー充電になる人もいるだろうけど。
本読むとか映画見るとか散歩するとか音楽聴くとか買い物するとか料理するとかこれこそ人によって千差万別だろう。

心の栄養を摂取する1番の方法が前述の通り、私にとっては人と会うことなのだ。

私は人と会うことは点滴だと思っている。

人と会うことの何が良いって強制力がある事だ。
読書も料理も音楽も良いけど自主的にやらなければならない。
ちょっとめんどくさかったり気分がのらないと「まぁいいか」となってしまうし結局やった所で「独り」なのだ。

私のうつ症状の悪化する一要因が「孤独になること」
なのだが1人で過ごしていると「まぁいいや」感情がどんどん大きくなりベッドで過ごす時間が増え物理的にも心理的にも孤独感を引き起こし・・・・・・という負のスパイラルを生みやすい。

そこで「人に会うこと」という点滴を使うのだ。

何日の何時にと約束することで「外に出る理由」ができるだけでなく「破ると相手に迷惑がかかる」というプレッシャーもある。
会って話をすれば楽しい気分になるし悩みを相談したり共有したり独りでは気づけなかったことを気づかせてもらえたり・・・・・・と人に会うメリットは計り知れない。

読書や料理のように1人行動が「服薬」だとしたら人に会うことは乱暴に言うと

無理やり注射針ぶっ刺して栄養を直接血管から注入すること

なのだ。

そして冒頭のエネルギーの話に戻ると「自分独りでは補えないエネルギーを他人から分けてもらう」行為だと解釈している。

他にも人に会う時に気をつけていることなんかもあったりするのだが長くなってきたので今回はここまでにしたいと思う。

ついでに免責事項として私はうつ病のいち当事者であって専門家ではないし人と会うのが辛い時、逆にストレスになってしまう人もいると思うのでそこは個々で判断して調節していただきたい。

ということで今回の命題。

詳しくはストレスコーピングでググッてね!

オチそれかよ。

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