はじめてのエシカルを読んで
先日、末吉里花さんの「はじめてのエシカル」を読了。
エシカルな商品を売っているお店のインスタを少し前にフォローした。そのアカウントでエシカルに興味を持ったキッカケになった人、本だと紹介していて気になったからだ。
本の内容としては、「フェアトレード」に重きを置いて世界と日本の現状を伝えている。
私たちが普段身につけているもの、口にしているものがどのような背景で生産されているか、安さの理由、生産していく上で犠牲になっているもの、失われているもの・・・
世界の労働状況や環境破壊、動物に対して行われていること等に関して知らないことが多すぎて、読みながら想像するだけで胸をグッとえぐられるような気持ちになった。
洋服は流行が過ぎ去った・飽きた・似合わなくなった、などの理由で簡単に捨ててしまったり、食べ物は「もうお腹いっぱいだから」「これ嫌いだから」という理由で何も考えずに残してしまったり・・・
私がお金を出し、欲を満たし、ゴミを増やしているというその行為の裏に、どこかの国の小さな子供が家族の為に働いている、体を壊している可能性があること。植物が伐採され、動物が命を落としているということ。
「まずは知ること」
本の中ではこれを伝えている。まずはここから。そしてどう行動していくか。
私はお肉も乳製品も大好き。
いきなりヴィーガンになるのはかなりハードルが高い。なので、他の分野で環境にいいことをしていけたら、と思っている。
・常にバッグの中にはエコバッグを入れ、急な買い物にも対応できるようにする
・会社には水筒を持って行くようにする、カバンの中には折りたたみ式のマイカップも入れて、コンビニやカフェで買うラテはそれに入れてもらうようにする
・シャンプーは今のものを使い切ったら固形のものに切り替える
・洋服はリサイクルに回す
・フェアトレードのコーヒーやチョコレートを買う
あげてみると出来ることは色々ある。
地球規模で考えたら、すごーーーーーーーく微力だろう。それでもいい。「いままで週に2〜3個捨てていたラテのプラカップを今週は1個も捨てていない」という自己満足でも構わないと思う。
何もしなければ、あなたは問題の一部になったことになる。でも、何かをすれば、あなたは問題を解決する動きの一部となる。人(の価値)は何を言うかではなく、何をするかで決まるのだ。
パタゴニアの創始者の方の言葉だそう。
忘れないようにしたい。
「エシカル」「SDGs」という今いろいろな媒体で取り上げられているこの言葉やそれを指す行動が少し先の未来に生活の当たり前となっているような暮らしをしていきたい。
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