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「UWSCとは何か?RPA・VBAとの違い、使い方や危険性について詳しく解説」という記事を読みましたが、気になるのはココ!という話

「UWSCとは何か?RPA・VBAとの違い、使い方や危険性について詳しく解説」という記事を読みました。2022年頃の記事です。

かなり詳しく書かれていますね。

気になるのはココ!
「どんなことができる?」という部分ですね。ここの内容が薄いかなと。では私なりに「どんなことができる?」を記事にしてみたいと思います。

どんなことができる?
UWSCはどんなことができるかというと、基本的には繰り返すだけの作業などを自動化して、作業の手間を省き、業務効率アップやスピード化、人手不足の解消などに役立たせますが、かなり複雑な作業をさせることができ、また、複雑な作業を組み合わせることも可能です。
タイマーで作動時間も設定できるので、たとえば、曜日ごとに違う稼働時間を設定するとか、稼働時間中は一定時間ごとにかなり複雑な作業をさせることができます。それぞれの具体例を書いておきましょう。

かなり複雑な作業をさせることができ、また、複雑な作業を組み合わせる
例えば、あるシステム画面の複数の入力エリアにAパターンの抽出条件になるように条件を入力、抽出を行い、表示された最大件数を取得、1レコード目から最大件数までAパターンの処理をさせる。終了後、Bパターンの抽出条件になるように条件を入力、抽出を行い、表示された最大件数を取得、1レコード目から最大件数までBパターンの処理をさせる。終了後、Cパターンの抽出条件になるように条件を入力、抽出を行い、表示された最大件数を取得、1レコード目から最大件数までCパターンの処理をさせる。終了後、再度Aパターンの抽出条件になるように条件を入力、抽出を行い、以降抽出時に件数があれば処理、なければAパターン処理件数0フラグを立て、以降Bパターン、Cパターンも同様に繰り返す。他の処理パターン処理件数0フラグをみて、自パターンの抽出後にすべての処理件数0フラグが立っていれば20
秒待機する。これを繰り返し、抽出件数があるときは早く周回して件数が無くなれば間欠的な処理をし続ける。

曜日ごとに違う稼働時間を設定するとか、稼働時間中は一定時間ごとにかなり複雑な作業をさせる
例えば、月曜日から金曜日の稼働時間と土曜日の稼働時間が違うので、それぞれの稼働時間に合わせて処理を行うタイマーを設定する。
まず、DOSコマンドで指定のフォルダの指定の文字列を含むファイルを削除する。あるシステム画面でダウンロードボタンを押下する。所定のフォルダに指定の文字を含む圧縮ファイルが出力されていることを確認。解凍し内容を所定のフォルダにコピーする。コピー後、圧縮ファイル、解凍したフォルダ、ファイルを削除する。他方のシステム画面で起動ボタンを押下し、処理を開始する。これを稼働時間中、10分毎に処理する。

同じことを繰り返すだけの単調作業
上記も「同じことを繰り返すだけの単調作業」ではあるのですが、「データをコピーペーストするだけの作業、ファイル形式を変換する作業」という感じに要約するには、少し略され過ぎているような気がします。
「同じことを繰り返すだけの単調作業」とはいえ、かなり複雑な処理もさせられます。

やってみれば意外とできるかもしれないので、まずはチャレンジしていただきたいものです。

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