見出し画像

「status_access_violation」が表示される問題についての解決案【UWSC】

前提

この記事は前提として、UWSC のマクロの実行中に、「status_access_violation」と表示されるエラー状態になり処理が中断してしまう場合についての解決案を検討しております。

「status_access_violation」エラーが表示される

Google Chrome を利用している UWSC のマクロ実行中に、「status_access_violation」と表示されるエラー状態になり処理が中断してしまう場合があります。
一般的に「status_access_violation」と表示されるエラーの原因はたくさんあるため特定が難しいです。

とはいえ、マクロ実行中に処理が中断してしまうと仕事にならないため、原因を調査しました。その結果を踏まえたいくつかの解決案です。

Google Chrome のアップデートを適用する

端末固有の問題なのか、どの端末でも発生する問題なのかを切り分けるため、Google Chrome のアップデートを適用します。
Google Chrome の設定 > ヘルプ > Google Chrome について からアップデートを適用できます。

プロセッサを調べる

ハードウェアの問題なのか、ソフトウェアの問題なのかを切り分けるため、プロセッサを調べます。
スタート > 設定 > システム > バージョン情報 から「デバイスの仕様」の中にプロセッサの情報があります。
プロセッサが、Intel の第13~14世代CPU だった場合は、CPUの不具合である可能性も否定できなくなりますので、別途「第13 14世代cpuの不具合」などを検索して、対処方法を検討してください。

マクロの不具合を調査する

Google Chrome のアップデートを適用し、ハードウェアの問題でもないことが確認できたら、ソフトウェアおよび対象のシステムに目を向けていきます。(これらの条件を整えてからでないと調査が無駄になる恐れがあるからです。)

ここからは、皆さんの状況に応じて様々な原因が考えられるため、個別に調査を進めていただくしかないのですが、毎回発生するのか、ランダムに発生するのか、実行後ある程度の回数処理が進んでから発生するかなどによっても原因が絞れるかもしれませんね。

不具合の例

こちらで確認できた毎回発生するエラーの原因は、ボタンを押下する際にマウスポインタをボタン上に移動していないことでした。
手動で行うと成功するのにマクロで処理するとエラーになる原因が不明でしたが、マウスポインタをボタン上に移動するところまで操作を再現したらエラーが発生しなくなったことで原因を特定できました。

これだという100%の解決案を提示できたわけではありませんが、「status_access_violation」と表示されるエラーへの対応にはかなり時間が掛かったので、この記事が皆さんのお役に立てば幸いです。

有料エリアには何も情報がありません
記事を評価してくれた方はサポートもお願いします

誰もが無料でWindows自動化を始め、生産性を向上し続けられるようにする」

ここから先は

15字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?