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TBS「ラヴィット」の敗因は?

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朝や昼の情報番組を個人的にはあまり観ない。何故なら同じような内容であったり、単純に面白くないというのが理由である。ただ、その内容がそのままネットニュースになる事が多く、視聴率等も良くも悪くも話題となりやすい。朝の番組は今期めざまし8とラヴィットが始まったので、それぞれ1週間ずつ観てみた。めざまし8に関しては谷原さんがニュートラルな感じで良くも悪くもクセが無く観やすいかなと感じた。ただ、内容は特に面白みが無く今後観る価値があるかといえば正直必要性は感じなかった。

その一方でラヴィット。川島さんがMCだとか吉本芸人が多い等が事前に話題となっていたが、内容が他局であるヒルナンデスのパクリかな?と思わせるだけでなく、クイズ番組までも取り入れるある意味で画期的なものであった。正直いえばどこの層を狙った番組なのかが全く見えない。製作費を抑える事が1番の目的であり、企業側からPRとしてお金を得られるという点においてはある意味ではアリなのかもしれないが、視聴率が悪ければ企業側もPR価値がない番組と判断する為、この路線を長期的にやるつもりならば厳しいだろう。

また、吉本のスッキリ潰しという声もあったが、これでは無理だろう。ニュース路線からの転向ではあるが、朝からこの番組を観る理由が皆無であり、TBSは何をどうゆう判断のもとに放送しているのか疑問しかない。製作費が苦しいならば過去のドラマを再放送していた方がよいのではないか。ドラマは面白い作品を作れているわけだし、最新ドラマを見逃し配信のような形でこの時間帯に放送した方が確実に視聴率は取れるのではないか。それくらい迷走どころではなく、ビジョンが見えない番組である。

確かに横一線で同じような番組をやるのはどうなのかとも思うが、それでも各局で朝や昼でやり続けており、それなりに視聴率が取れている。もし、独自路線でやろうとするならばもっと尖らせた方が良かったのではないか。どこかのパクリではなく、例えばテレ東が経済系に寄せているように特定の層を狙うなど視聴者層がみえる形にしなければ厳しいだろう。テレビあえてリアルタイムで観る形の番組ならば何か工夫がなければ厳しいだろう。

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