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雑談の必要性とは?

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雑談は必要なのか否か。リモートワークの拡大とともに雑談の必要性に関する議論が活性化している。リモートワークにより雑談が減った、雑談がない事がリモートワークに反対する理由の1つとなっている場合もある。個人的にはリモートワークにより雑談が減少する事は良い傾向だと思っている。確かに雑談で気が紛れることや仕事のリフレッシュとなる場合もあるだろうけど、正直ほとんど実りがない無駄な時間である。リモートワーク関連の問題全般にいえる事であるが、今までの仕組み前提で議論をしているのがそもそもズレているのではないかと思う。

雑談ありきではなく、雑談がないのが当たり前という仕組みであれば、本当に必要であるべきかが見えてくるはず。雑談といいつつも、上司と部下という間柄であればお互いが気を使う必要があるし、同じ立場の同僚であっても今の時代はセクハラやパワハラ等に配慮し合う必要があり、一昔前のような気軽な雑談ができる環境がそもそも存在していない。休憩時間は1人で過ごしたい、自分のやりたい事をしたいという人もいるだろうし、時間に対する考え方、職場での人間関係における価値観も変わってきた時代に雑談というのは正直必要性はないだろう。

ただ、雑談は必要だという意見が出てくるのも理解はできる。何故なら雑談から仕事が生まれる、職場の人間関係が円滑になるという過去の成功体験があるからこそ、主張されているのだろう。しかし、今の時代には雑談から仕事が生まれる、人間関係が円滑になるということは正直ほぼ無い。あった場合にも雑談が要因ではなく、雑談がキッカケだと思い込んでいるだけ。そこまで雑談に対して比重を置いてる人が20〜30代には多くない。むしろ、雑談を含めた無駄をどう排除していくのか否か。そこに比重をおいている人が多い。雑談が全くない事は確かに息苦しさがあるかもしれないが、それは慣れの問題であって雑談がなければ仕事ができないかといえばそれは全く無いだろう。それが答えなのではないかと思う。

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