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<おすすめ最新刊情報>〜 8月小説編Vol.3〜

「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。4」しめさば (著)

家出JK・沙優とサラリーマンの吉田、2人の同居生活は沙優の兄・一颯が訪ねてきたことで突然終わりを迎えることに。家に連れ戻されるまでに与えられた猶予は、たった1週間。
 吉田が自分にそうしてくれたように、自分自身としっかり向き合いたい。
 タイムリミットを前にして、沙優はゆっくりと口を開いた。
「聞いてほしい。私の……今までのこと」
 学校のこと、友達のこと、家族のこと。沙優が何故家出をして、こんな遠く離れた街までやってきたのか。そして吉田と暮らした日々で、彼女が得たものとは――。
 サラリーマンと女子高生の同居ラブコメディ、急展開の第4巻。

「首里の馬」高山羽根子 (著)

第163回 芥川賞受賞作
沖縄の古びた郷土資料館に眠る数多の記録。中学生の頃から資料の整理を手伝っている未名子は、世界の果ての遠く隔たった場所にいるひとたちにオンライン通話でクイズを出題するオペレーターの仕事をしていた。ある台風の夜、幻の宮古馬が庭に迷いこんできて……。世界が変貌し続ける今、しずかな祈りが切実に胸にせまる感動作。

「記憶書店うたかた堂の淡々」野村美月 (著)

静乃の優しすぎる恋人、誠が突如失踪した。職場に連絡すると彼は一年前に亡くなっているという。では、彼は一体誰だった? 
静乃の脳内に存在する、自分のものではない思い出。これは人の記憶が綴られた書物を売買する、うたかた堂の仕業か。記憶に浮かぶ海を、静乃は目指した。冷めた目をした美貌の青年が書物を繙くとき、心に秘めた過去が、秘密が、願いが、解き明かされる!

「灰と幻想のグリムガル level.16 さよならの訳さえ僕らは知らないままで」十文字青 (著)

現実は現実として、受け容れるしかない。彼女は失われた。永遠に……。
アラバキア王国遠征軍は多大な犠牲を払ってオルタナ奪還を果たした。失ったものの大きさに打ちのめされるハルヒロ。野心を抱く遠征軍のジン・モーギス将軍。生き残った義勇兵団。謎めいた開かずの塔の住人。様々な勢力の思惑が入り乱れる中、ハルヒロたちは仲間を人質にとられ、危険な任務に就くことに。目的はなんと、ゴブリンとの同盟!? 苦難続きで打開策を見いだせずにいると、かつて苦楽を共にしながらも道を違えたはずの“あの男”が現れた――!
グリムガルで積み重ねた絆が、再び記憶をなくしたハルヒロたちの力となる。

「ミライヲウム」水沢秋生 (著)

凜太郎は、中学生と高校生の時に、つきあっていた女性に触れた瞬間、未来を見てしまっていた。しかもバッドエンディングばかりのだ。そんな体質故、恋愛とは無縁の大学生活を貫いていた。大学二年の大晦日の夜、花火を見に出かけた同級生にキスされた瞬間、凜太郎はとんでもない未来を見てしまう。その結末を変えるべく、凜太郎は奔走するのだが……。
「やられました」「とにかく読んで」「面白さ、保証します」などなど、先読み書店員さん大興奮の一気読み必至、新・二度読みミステリーの誕生です! 驚きのあとにやってくる感動を、是非とも体験してください!

「海辺のカフェで謎解きを ~マーフィーの幸せの法則~」悠木シュン (著)

『キッチン・マホロバ』は、海沿いに建つ小さなカフェで、なぜかちょっとだけ困った人たちばかりがやってくる。
大学の夏休みで、兄・水城海人のカフェを手伝う成留は、ある日、店に棲み着く黒猫を追いかけてきた黒い服を着た女性、邑崎紫と知り合う。
ふわりと優雅で甘やかなプルメリアの香りを纏う紫が気になる成留は、彼女が興味を示す困った人たちの持ち込む数々の謎を、兄とともに解き明かしていくことになるが、それは彼女がここにきた本当の理由にも触れていくようで―。

「現実でラブコメできないとだれが決めた?」初鹿野創 (著)

「ラブコメみたいな体験をしてみたい」
ライトノベルを嗜むすべてのラブコメ好きは、一度はこう思ったことがあるのではないだろうか?ヒロインとイチャラブしたり、最高の友人達と充実した学園生活を送ったり。だが、現実でそんな劇的なことが起こるわけもない。義理の妹も、幼馴染も、現役アイドルなクラスメイトもミステリアスな先輩も、それどころか男の親友キャラも俺にはいない。なら、どうするか?
自分で作り上げるしかないだろう!ラブコメに必要なのは、データ分析と反復練習! そして――第14回小学館ライトノベル大賞、優秀賞受賞作。

「ネクラとヒリアが出会う時」村田 天 (著)

学校イチのイケメンと評判の佐倉と、天使の生まれ変わりと名高い美少女・西園寺。二人は見た目とは裏腹に人見知りな性格をしていた。ある日、二人は息抜きに行った図書室で、お互いの顔を知らないまま交流を始め!?

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