キャパオーバーになる前にやるべき事。

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1人の人間が出来る事は限られている。時間は有限であり誰にでも平等に与えられているもの。しかし、処理能力は人それぞれ、やれる事とやれない事、得意不得意は当然ある。いきなり160キロの球が投げられるかといえば無理であり、努力ではどうにもならない事が残念ながら存在する現実を受け入れる必要があり、受け入れて初めてスタート地点に立てるのではないか。

1人で出来ない事はどんどんアウトソーシングしていく、出来る範囲の事に切り替えていく、別の代替手段を考えてみる。理想と現実のギャップに悩む事は日常茶飯事であり、試行錯誤をしていく事で見えてくるものは間違いなくある。言葉を悪くいえば妥協なのかもしれない。しかし、できない事にいくら時間を割いても非効率的であり、どこかで諦めざる得ない瞬間がくる。その段階をいかに早く持ってくるのか。これが有能な人と無能な人の境目なのではないか。

1人で全てを抱えている自分に酔って最善の判断を下すへぎタイミングを見失ってしまう事は誰にでもあるだろう。自分のキャパシティを見誤る事ももちろんあるだろう。ただ、それもまた試行錯誤。自分の限界に挑戦しつつもキャパシティの限界や爆発する前にベストではなくともベターな選択をしていく、切り替えていく。これが自分のキャパシティを高めつつ、非効率的な形とならない、キャパオーバーとならない思考なのではないかと思う。