能力で評価されない日本企業の現状について考える。

現状出世をするには上司に気に入られるなど出世制度、評価制度が曖昧な基準でしかおこなわれてないために、パワハラ無能上司が出世し、そのパワハラ無能上司に気に入られた人が評価される負の連鎖が起こっているのが現状。

ただ、コンプライアンスの時代であり、今後パワハラ自体が問題となるのが正常な在り方であるが、訴える行為など含めハードルが高い部分はある。

また、評価制度を360度評価にすればいいという意見も理解できるが、本当の意味で360度評価が可能なのかという点もあるんだよね。結局評価する側に360度評価に対応できる人材がいなかったり、仕組みづくりが企業として出来てない場合もある。

外資系企業が日本で展開してる際には360度評価といいつつ、中身は形式だけであるからね。評価制度を外部に委託するくらいの大胆な動きが必要かもね。

また、無能な上司ほど「ゆとりが」や「若い世代は」などと安易な批判をし、指示待ちばかりで思考力が無いといわれるが、指示待ち部下がいるから企業が、組織が回る側面もあるし、指示待ちしかできない組織になってしまっている現状もあるのでは無いか。皆が優秀だったり、同じ収入や役職ばかりで仕事をする組織には限界点がくる。確かに組織内での競争ではなく、あくまで他者との競争という意識を持てば指示待ち部下がいる事の重要性を感じると思うがね。

また企業で優秀といわれる人には2種類。能力がある人と世渡り上手な人。能力がなくとも世渡り上手、人付き合いや上司へのアピールが上手い人の方が出世する傾向があり、そうゆう人が評価するのも自分と同様のタイプである事が多い。これが負の連鎖なんだよね。能力が高い人はよほど秀でなければ評価に値しない、注目すらされない、知られさえしないというが現実だからね。

入社5年で評価されない場合は能力が本当にないのが、上に見る目がない可能性が高い。その役職で満足してるならばそのまま働くのがベターな選択であるが、正当な評価を求めるならば転職するしか無いかもしれない。


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