モスバーガーが苦戦している現状について考える。

モスバーガーが一時期の好調な状態から現在赤字となるくらい苦戦している。苦戦している理由としては、食中毒の問題を経営陣は上げているが、モスの赤字は食中毒が原因だけではないと個人的には思う。食中毒に赤字原因をするにはあまりにも安易である。そこを経営陣がどう考えているのか。

本気で赤字が原因だと分析しているようでは危険。現状のモスは立ち位置が中途半端。こだわるならば徹底してこだわればいい。高価格路線に完全に転化してファストフードとの差別化を図るのも1つの手段である。

ただ、集客面で不安があるならばマックのように安い価格帯の商品も充実させ2つの価格帯を軸にするのもアリだし、コーヒーなどのカフェメニューをもう少し安価で提供し、集客がしやすい環境を作るのも1つの手段。

マックはファミリー層の集客がうまくいっているが、モスバーガーにファミリーで行くという選択はなかなか無い。もちろん、モスバーガーがファミリー層の取り込みを目的としていない部分もあるだろうが、それならば自分の顧客層に合わせたメニューや店舗展開をしていくべきであるが、その点についても中途半端である。

また、モスバーガーは多くの店舗が分煙となっていたが、近年の不振から喫煙があることで集客がうまくいっていないと分析し、完全禁煙店舗への改修が進められている。しかし、禁煙化により喫煙者の集客を切り捨てたことで喫煙者の集客と禁煙化による新たな集客分析を本当にしているのか?という疑問はある。

モスバーガーは今後この禁煙による顧客層の開拓とご当地メニュー以外の新規メニュー開発など含めどう展開していくのか。1年後どうなっているのか分析してみたい。


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