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<おすすめ最新刊情報>〜 11月小説編Vol.1〜

「高校事変 IX」松岡 圭祐 (著)

フェリーでの激闘から数日。公安の監視を受けながら学校生活を送る優莉結衣は、船上で果たせなかった田代勇次との決着の日が近く訪れることを予感していた。多くを失い、手負いの獣と化した勇次は民家に潜伏し、復讐の機会を虎視眈々と狙う。威嚇、攪乱、陽動――ついに最終決戦の火蓋が切られた。血で血を洗う抗争の果て、宿命の2人は壮絶な一騎討ちに。果たして勝負の結末は? JK青春ハードボイルド文学の最高到達点!

「わが家は祇園の拝み屋さん13 秋の祭りと白狐の依頼」望月 麻衣 (著)

東京を災厄から守り、無事京都に帰って来た小春。ひょんなことから再び櫻井家で澪人との同棲生活がスタートし、小春は胸をときめかすが、澪人は思い悩むことがあるようで?原点回帰のほっこり京都日常編!

「丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。8」竹村優希 (著)

新垣澪は、一流企業吉原不動産の子会社「第六リサーチ」の若手社員。仕事内容は幽霊物件の調査で、憧れの丸の内OLとは程遠いが、気の合う仲間とそれなりに楽しく過ごしている。リゾート開発を進めている本社からの依頼で、茨城県の海辺にある民宿に向かった一同は、泊まり込みで調査をすることに。チーム唯一の女子として一人部屋を与えられた澪を訪ねてきた恐ろしい存在とは!?オカルトお仕事物語、シリーズ初長編!

「アンと愛情 和菓子のアン」坂木 司 (著)

成人式を迎えるアンちゃん。大人になるにはまだ早い気がするし、振り袖を選ぶのにも躊躇しがち。それでも、時間は進むし、みつ屋のお客さんたちが持ち込む様々な要望は待ってはくれない。和菓子に込められた謎は、さらに深まるばかり。少しずつ増えてきた経験と、拡がってきた行動範囲を自信にかえて、アンちゃんは真相に辿り着けるのか? デパ地下の和菓子屋「みつ屋」を舞台にした累計80万部の大ヒットシリーズ、待望の第3弾!

「#塚森裕太がログアウトしたら」浅原ナオト (著)

「登場するすべてのひとの気持ちが胸に迫って、読みながら必死に声援を送りました。たぶん誰もが、この小説のなかに「自分」の姿を見いだせるはずです。」三浦しをん氏推薦!
高3のバスケ部エース・塚森裕太は自分がゲイだとInstagramでカミングアウト。それがバズって有名に。このカミングアウトが、同じ学校の隠れゲイの少年、娘がレズビアンではないかと疑う男性教師、塚森を追いかけるファンのJK、塚森を崇拝しているバスケ部の後輩へと変化をもたらしていく。そして塚森自身にも変化が表れ…。作り上げてきた「自分」からログアウトしたら、「本当の自分」になれると思っていた――痛みと希望が胸を刺す青春群像劇。

「その果てを知らず」眉村卓 (著)

日本SF第一世代として活躍した眉村卓が晩年の病床で書き継いでいた遺作。SF黎明期に起こったこと、そして未来はどうなるのか――
今から60年以上前、大学を卒業して会社員となった浦上映生は文芸の道を志し、SF同人誌「原始惑星」や創刊されたばかりの「月刊SF」に作品を投稿し始めた。サラリーマン生活を続け、大阪と東京を行き来しての執筆生活はどのように続いていったのか。晩年の彼が闘病しつつ創作に向き合う日常や、病床で見る幻想や作中作を縦横無尽に交えながら、最期に至った“この世界の真実”とは。

「魔女と猟犬」カミツキレイニー (著)

農園と鍛冶で栄える小国キャンパスフェロー。そこに暮らす人々は貧しくとも心豊かに暮らしていた。だが、その小国に侵略の戦火が迫りつつあった。闘争と魔法の王国アメリアは、女王アメリアの指揮のもと、多くの魔術師を独占し超常の力をもって領土を拡大し続けていたのだ。このままではキャンパスフェローは滅びてしまう。そこで領主のバド・グレースは起死回生の奇策に出る。それは、大陸全土に散らばる凶悪な魔女たちを集め、王国アメリアに対抗するというものだった――。
時を同じくして、キャンパスフェローの隣国である騎士の国レーヴェにて“鏡の魔女”が拘束されたとの報せが入る。レーヴェの王を誘惑し、王妃の座に就こうとしていた魔女が婚礼の日にその正体を暴かれ、参列者たちを虐殺したのだという。領主のバドは “鏡の魔女”の身柄を譲り受けるべく、従者たちを引き連れてレーヴェへと旅立つ。その一行の中に、ロロはいた。通称“黒犬”と呼ばれる彼は、ありとあらゆる殺しの技術を叩き込まれ、キャンパスフェローの暗殺者として育てられた少年だった……。
まだ誰も見たことのない、壮大かつ凶悪なダークファンタジーがその幕を開ける。

「新宿なぞとき不動産」内山 純 (著)

新宿の不動産会社に勤める営業マン・澤村聡志。知識はあるが駆け引きが苦手な彼のもとにある日、成績優秀な後輩・神崎くららがパートナーとして異動してきた。以来、気が強く先輩使いの荒いくららに澤村は振り回される毎日に。さらに、担当していた大家に突然冷たくつき放されたり、入居者から部屋に現れる宇宙人を退治してほしいと無茶なクレームを入れられたり……物件に絡む謎の数々を解き明かすため、くららと二人、大忙しで走り回る! 新しくて古い街“新宿”に住む人々の悩みと謎を解決する、心あたたまる不動産ミステリ。

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