「イヤなら辞めれば?」という言い方がイヤです
ロッシーです。
イーロン・マスク氏の言動が話題になっていますね。
まさに、
”Work hard or Out !” (激務か退職か)
という感じです。
たとえ仕事が好きだとしても、激務をしたいか?
と言われたら私はイヤですね。
好きな食べ物があったとしても、それを猛烈に食べまくりたくはありません。それと同じです。
仕事だって、食事だって、腹八分目がいいと思います。
と、ツイッターのニュースだけに、つぶやかずにはいられませんでした。
さて、こういう記事に対するコメント欄を見ると、
「経営者が社員に激務を求めているんだとすれば、それが会社のポリシーなわけでしょ? だったらそのとおりにすればいい。それがイヤな奴は辞めればいいんだよ。」
みたいな趣旨のコメントを見ます。
言いたいことは分かるんです。
ただ、この「イヤなら〇〇するな」という語法はどうも好きになれません。
そこには、話し合って解決しようとする歩み寄りの姿勢がまったくないからです。
「俺は銃を持っている。お前は銃を持っていない。だからお前は俺の言うことを聞け。嫌ならここで死体になるだけだ。」
みたいなニュアンスです。分かりますかね?
こういう人ばかりが増えたら、世の中の居心地度は確実に下がるだろうな~と思います。
イヤなら辞めろ
イヤなら食うな
イヤなら帰れ
イヤなら別れろ
イヤなら死ね
いやですね。こういう語法。
ほぼ「呪い」に近いと思いますよ。
でも、この語法に慣れ親しんでいる人にそういうことを言っても、
「イヤなら聞くな」
と言われるんでしょうけど(笑)。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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