「仕事楽しい?」という息子からの直球を打てなかった話
ロッシーです。
この前、家族で夕食をたべていたときのことです。
話の流れで、仕事の話になりました。
そしたら、小学生の息子がこう聞いてきました。
「パパは仕事が楽しいの?」
私は、内心あせりました。食べていたご飯が詰まりそうになりました。
「いかん!ここは楽しいって自信満々に言わないと!」
でも、なぜかそう言えませんでした。
分かったんですよ。
もし、「楽しいよ!」と自信満々に言おうとしても、それが嘘であることが。
そして、顔もこわばってしまい、不自然になってしまうことが。
嘘はつきたくありませんでしたので、私は息子に言いました。
「うーん、たまに楽しいときもあるかな~。まあ、嫌いではないし、自分には向いていると思うけど。」
という、なんだかよくわからないぼかした返事になってしまいました。
「あちゃ~」
と思いましたが、息子は「ふ~ん」と言って、話は別の話題にうつりました。
別に、今の仕事が嫌いではありません。会社に行くのが苦痛とか、辞めたいとか、日曜のサザエさんのテーマを聞くと凹むとかいうことはありません。
仕事の内容も、自分には合っていると思います。毎日定時に帰ってますし、休みも取りたいときにとれています。それだけでも結構恵まれていると思っているのです。
ただ、「楽しいか?」と聞かれたときに、「楽しいです!」とはいえませんね。
そこはサラリーマンですから、いやなことであっても、業務命令であればやらないといけない部分はあります。
それに、そもそも
「仕事は楽しくなければいけない」
わけではありません。もちろん、楽しいほうがいいとは思いますけど。
ただ、息子に「仕事は楽しいよ!」と自信満々に言えたら良かったな~と思わずにはいられませんでした。
でも、それもある意味、「息子に良く思われたい」という私の勝手な虚栄心なのかもしれませんね。
息子にとっては、父親が何の仕事をするかより、父親であることのほうが大事なことだと(勝手に)思っています。
だから、良く見せようと思わずに、素の自分をきちんと息子に見せること。
それが大事なんだろうなと痛感した次第です。
まだまだですね。
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