見出し画像

【連立方程式文章問題】静岡県学力調査テスト対策の数学編Vol.2

おはこんばんちわ。
個別学習Roots.の教室長のもふもこです。
閲覧頂きましてありがとうございます。

最近は、めっぽうキャッシュレスが進みましたね。
かくいう私もほとんど現金は使わなくなりました。

未だに、現金を使っているのは、コインパーキングくらいですね。
今日の話ですが、車をコインパーキングからだそうとしたら、自動精算機の100円のお釣りがないとかで、お札が使えず、泣く泣くコンビニでおにぎりを買って、両替をしてんですね。
それで、そのお釣りで駐車場料金を払おうとしたら、新しい500円玉に対応しておらず、車をパーキングから出すだけで、1時間以上使ってしまいましたw
とほほな夜でしたが、それでも強く生きていこうと思いましたw

中学3年生は11月末に2回目の静岡県学力調査テストがありますが、それに向けた参考にして頂けたらと思います。
今回は連立方程式の文章問題編ということで、後々関数や証明問題なども投稿できたらと思っています。

最後までお付き合い頂けたら幸いです。

連立方程式の文章問題の解く順番とポイント


<例題>
1本100円の鉛筆と、1本150円のボールペンをあわせて12本買った。代金の合計は1550円だった。連立方程式の式をつくり、鉛筆とボールペンそれぞれ何本買ったかを求めよ。

上の例題を参考に、式の作り方を考えていきましょう。

まず最初にすべきことは、求める数を文字に置き換えることですね。
基本的には、問題文の最後に書いてある数に、文字式の「x」と「y」と仮定することが多いですね。
下のようになります。
例外もありますので、頭のどこかでは、別のものを文字に置き換えるかもしれない、という意識は持っておきましょう。

鉛筆1本の値段をx円、ボールペン1本の値段をy円とする。

次に、今仮定した「x」と「y」を使って、式を作っていきます。

連立方程式の文章問題の式を作るときに着目すべき点は、文章中に出てくる数字の単位です。

例題の文章をもう一度見てみると、下の太字ように、鉛筆とボールペンの「本数」という単位がありますね。

1本100円の鉛筆と、1本150円のボールペンをあわせて12本買った。代金の合計は1550円だった。連立方程式の式をつくり、鉛筆とボールペンそれぞれ何本買ったかを求めよ。

次は、下です。
こちらの太字では、「金額」という単位があることに気が付くと思います。

1本100円の鉛筆と、1本150円のボールペンをあわせて12本買った。代金の合計1550円だった。連立方程式の式をつくり、鉛筆とボールペンそれぞれ何本買ったかを求めよ。

連立方程式の文章問題において、式を作るときは、この単位ごとに式を考えていくことがポイントとなります。
つまり、この例題では、「本数」を使って1つ目の式、「金額」を使って2つ目の式を作ることになります。

そして、式を作るときは、それぞれの単位で「=」(イコール)の関係になっているものを探してみる。
例題では、「本数」で「=」(イコール)の関係になっているもの、「金額」で「=」(イコール)の関係になっているものを見つけましょう。

今回の例題から見つけることができる「=」(イコール)の関係は次の2つです。

・買った鉛筆の本数 + 買ったボールペンの本数 = 合計の本数
・買った鉛筆の金額 + 買ったボールペンの金額 = 代金の合計

これを参考に、数式に置き換えていくと、次のようになります。

・x + y = 12
・100x + 150y = 1550

これが式を作る過程となります。
どんなに問題文が長い連立方程式の問題でも、式にするときは単位を揃えなければなりません。
連立方程式の文章問題を解くときは、文章に出てくる「単位」に注目して、「単位」ごとに式を作りましょう。

今回は、計算過程は省きますが、正確に計算することももちろん重要です。
特に、連立方程式の文章問題で作った計算式は、形が歪なものが多いですよね。
そいった式でも正確に解く練習をしておきましょう。

今回の解は、

x = 5 , y = 7

です。

あとは、答えの欄に「x」と「y」の数字が反対にならないように記入しましょう。
「x」と「y」の答えを反対に書いてしまうことはよくあるミスです。
最後の最後まで気を抜かないようにしましょう。

鉛筆の本数 5本 , ボールペンの本数 7本

もう1問やってみよう


今回扱っている個数や人数、金額といった単位の文章問題は、一番オーソドックスでわかりやすい出題パターンです。
しっかりとできるようにしておきましょう。

例題①
ある美術館の入場料には個人料金と団体料金が設定されている。個人料金は小人料金と大人料金があり、団体料金は大人も小人も1人につきそれぞれ個人料金から50円引いた金額になる。大人4人と小人3人が個人料金で入場したら入場料の合計が5050円だった。大人6人と小人8人が団体料金で入場したら入場料の合計が8800円だった。この美術館の大人の個人料金と小人の個人料金をそれぞれ求めよ。

まずは、求める数を文字に置き換えましょう。

この美術館の大人の個人料金をx円、小人の個人料金をy円とする。

次に、例題①の単位に注意してみよう。
ぱっと読んだときに、「金額」と「人数」という単位を見つけることができただろうか。
しかし、この問題では、「人数」で作ることのできる「=」(イコール)の関係になっているものは見つけることができない。
したがって、個人料金で入場したときの「料金」と団体料金で入場したときの「料金」で式を作っていく。

・4x + 3y = 5050
・6 ( x - 50 ) + 8 ( y - 50 ) = 8800

となる。
これを計算すると、

x = 850 , y = 550

となる。
したがって、

この美術館の大人の個人料金を850円、小人の個人料金を550円

となります。

このように、連立方程式の文章問題は、問題文中の「単位」に着目して、「=」(イコール)の関係になっているものを探して、式を作ることがポイントです。

連立方程式の文章問題には、他にも「道のり・速さ・時間」や「濃度」、「割合」、単位のない「整数」が出てくる出題パターンが一般的です。
「単位」に注目して、「=」(イコール)の関係を見つけて式を作る方法を、それぞれの問題も一通り練習しておきましょう。

個別学習Roots.について

『個別学習Roots.』は、JR静岡駅の南口から徒歩3分の場所にある、個別指導&個別学習教室です。

全ての生徒さんと毎週お話しをしながら、学習計画を作成して、継続的な学習ができる習慣作りのサポートをしております。
テスト対策や受験対策のご相談も承っています。

もし、今の自分を変えたい、もっと勉強に取り組みたいとお考えならば、ぜひ体験授業にお越しください。
自分を変えるにはあなた自身が変わろうと思い行動するほかありません。

教室は生徒が落ち着いて勉強に集中しやすい環境を目指した教室は、シックで静かな雰囲気であるのも特徴です。

<個別学習Roots.のお問い合わせ先>
● 電話番号:080-7855-5240 (担当:勝股)
● メールアドレス:info@roots-kobetsugakusyu.com
● 住所:〒422-8061 静岡市駿河区森下町1-39 SOZOSYA森下町ビル2A
● 教室のHPはこちらから!
● 公式LINEは↓のQRコードからお友だち登録をお願いします!

『個別学習Roots.』では、無料の教室説明会を開催しております。
無料説明会では、生徒の学習状況をヒアリングさせて頂いた上で、学習方法の提案まで行っております。

お気軽にお問い合わせください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?