科学的な根拠を取りに行け.科学を信頼することで自立的になる.


水や空気の流れ(流体)が専門のものの根っこです.​

僕自身,普段は企業や個人や仲間と

研究をしたり開発をしたり,サービスを作ったり

運営したり,科学的な視点で情報を得たり思考したりと,

自分の興味や関心事なら延々続けられる人間なのですが,

ふと,昨日,友人から,

他の人達と博士号(あ,僕自身は博士号を持っていてよくギャップ萌えと言われます)は何が違うの?

という話になりました. 

一体何が違うと思いますか?


僕自身,何が違うかなんて一人ひとりの特性なので

一概に示せないけれど,個人的に感じるのは,

大きく3つあって,

一つ目は,

研究(ものごとの追究)方法や思考をわきまえている.


研究者,物事に対する思弁,取り組み方の話です.


二つ目は,

社会の根本問題に向き合う意識が強い.


例えば,アジアの困窮問題などの社会構造の課題について考えたり,

被災地や医療現場にヒトが安全に関われるように

遠隔ロボット,遠隔診療,安全な接近を支援する

テクノロジー基盤を考案し,基礎実験したりするなどです.


そして,三つ目が,恐らくあなたが
 
よくメディアやSNSで見る博士号に
 
言えると思うのですが,

自分のポジション取りができていて,精神・経済的に自立している.


この三つかなと感じています.

専門性を抜きにすると,博士号に必要な素養は,

その呼び名ではっきりと分かります.

博士号は,どんな専門であれ,

”Ph.D."という学位を得ることになります.

これは一体何かというと,

Doctor of Philosophy -> 哲学の博士

ん?

ん?

ん?

要は,

哲学を追究する人たち...

わからん!むずい!


もう少しいうと,

ものごとの真理を追究したり,
自分自身の経験から築き上げた人生観を持った人!


とりわけ,

トップアスリートとかは,自分の哲学を持っている,なんて言いますね.


ライバルに勝つだけではなく,自分を高める方法だったり,
自分自身をよく研究し,熟知しているのだと思います.


例えば,プロ野球だったら,
 
打球の角度をつけるために,

ミリ単位のフォームの調整をするだろうし,
 
サッカーであれば

相手との体のぶつけ方とボディバランスを
 
再現性が出るまで練習し続けています.

 
つまるところ,

科学(サイエンス)の領域に足を踏み込んでいると言えます.


ちょっとイメージと近くなってきましたか?

ちなみに,Philosophy.

ギリシア語で,Philo(愛する)+Sophia(知)で,

知を愛するってことで,Love of wisdomという

解釈になったりします.

やっとここからが本題です.

前段が長すぎた...

今回言いたかったのは何かというと,

あなたや僕一人ひとりがこれから目指すべきは,精神・思考で自立的になり,自分のことをよく信じた上で社会に機能することだと思ってます.


その中で何かしらの分野で先頭を走ろうとすることは,

人類の中で見た時に,
 
それはそれは稀有なことだろうと推察されます.

物知り!ではなく,究めようとしている人,です.

このような人に近づくにはどうしたらいいか?

ってことが,今回のテーマで,

そういう意味で,知り合いの博士号や
 
トップの芸術家やアスリート,

経営者には共通点があり,それが,

科学的であるってことです.


もっというと,

科学者のように研究思考な人たちなんです.


この系統の人たちのことは僕自身大好きで,
色々な角度から一つの対象を眺めたり,考えたり
アクションしたりしています.


揺るぎないモチベーションのもと,
 
トライアンドエラーがとにかく速くて多い.

そして,

自問自答しながら未知の領域に
タッチすることを目指して,
再現性を求めて自信と実力をつけていきます.


これは,自分の身体を使ったり,情報収集したり

頭を使って状況を整理したりして,

答えを自分以上に知ってる人はいない

領域を目指していて,

情熱と冷静さを保ち,努力を続けていく

選択をしている人たちの部類です.

僕自身が果たしてそのレベルかと

言われれば,常に励む覚悟を

持っているとしか言えず,

  

まだまだかなといつも思っています. 


だけど,科学的なスタンスを持っていると,

例えば,この歴史的なワンシーンとも言える

コロナに対しても,

繰り返される代わり映えのない
 
メディアの内容には

早々に飽き飽きし,
 
アフターコロナの

ワーストケースを想定しながらも,

自分が何をしたら良いか?という


自立的な視座を持つことが可能になる.


データを唯一の生情報とし,知識と調査と思考で次のワンステップを考える.

 
やるべきことが社会に役立つことであるなら,他人を支援する精神を忘れるべきではない.
 

対価は困りごとを助けることで
生まれるのをこれほど体感出来る 
時代もそうないかもしれない. 

 

この事態を乗り越える時に,

噂や争いや他人任せではなく,

 

 

現状を自分たちの手で

良くすることに集中し,

科学的な視点で解決を目指す.

 

それができれは,

このコロナの出来事も

 

人類にとっては悪くない

出来事だった.

  
そう言えるかも知れない.
 
僕ら一人ひとりがやるべきは,

きっとこういう動きではないかと思います.

ということで,少し長くなりましたが,

 

科学的であることは,

自分を自立的にさせ,強くしぶとくさせてくれる.


これを励みに共に力強く進んでいきましょう!


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