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映画 MATRIXに学ぶ 常識に囚われない生き方

映画 MATRIX(マトリックス) に学ぶ
常識に囚われない生き方

映画 マトリックス をご覧になったことは有るだろうか
1999年に爆発的にヒットした
ウォシャウスキー兄弟の監督作品

本作では、コンピュータの作り出した仮想現実を「MATRIX」と呼んでおり、自分が生きている世界に違和感を感じる主人公が 仲間の手助けから自ら切り開いて 仮想現実から脱却し、救世主として開眼する様子を描いたものである

この作品は最先端CGや特殊なアクションなどが魅力として取り上げられるが、実は哲学的な意味を分断に含んでおり、作品公開以降 哲学の分野で論じられたり引用される事も多く、論文等も多数発表されている

自分の周囲の常識を疑い
本当の自分に目覚める

こんなテーマから、この作品は『トランスジェンダーの隠喩』とも捉えることが出来る

自分の感覚が現実とズレている、違和感を感じる事から、常識を疑い自らの道を切り開く様は、まさにマトリックスの映画そのものである

突然 何を突飛でもない事を?…と思った人も多いのではないか?

冒頭に監督を『ウォシャウスキー兄弟』と表記したが、実はこの兄弟は
後に二人ともトランスジェンダーとして女性になっており、現在では『ウォシャウスキー姉妹』なのである

この事からも、違和感のある世界からの脱却を描いた作品と考えられる

更に言えば、これはトランスジェンダーに限った事ではない

宗教にマインドコントロールされた信者が周囲の手助けを経て脱会する事も同様であるし…

クラスの中で馴染めず友達もいない中学生が、ネットの世界では年齢性別関係なく趣味の合う人達と生き生きと過ごす事も同様であるし…

近所のママトモ達の話にどうも合わない人が、同調圧力の強いグループから抜け出す事も同様であろう

しかし、こんな風に
常識や固定概念、同調圧力をも超えて真の自分らしさを掴む事が出来る人は少ないのではないか?

自分の置かれている現状に不満を抱く人
違和感があっても目を逸らしている人
自分の可能性を信じる人

みんな 常識を疑って欲しい
新しい感覚を持って欲しい
そうすれば 必ず
『同じこぶしを握りしめて立つ人』に出会うだろう
そしていつか 本当の自分らしさや
求めていた世界に辿り着けたら…

2023 01 18  ルーキー

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