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働き方改革②

1.日本における労働人口

前回、「人生100年時代の到来が確実」となっていることを書きました。

また、まず困るのは、お金であり、現在の年金制度には問題があることを書きました。

少し古い資料ですが、2017年の10月の人口は、以下の資料にあります。
日本における人口の分布は以下のようになっています。

■日本における人口分布
・15歳未満:12.3%
・15歳~64歳:60%
・65歳以上:27.7%

現在、働けるのは15歳~64歳の60%です。15歳から働く人はあまりいないことや失業中の方を考慮すると、約10%程度減じた54%程度の人が働いていることになります。

2.年金制度はどうなるのか

年金制度を政府が、突然辞めることができるでしょうか?
それは、難しいと考えています。
では、どうすればよいでしょうか?

政府は、人生100年時代構想の中で、「高齢者雇用の促進」を挙げています。つまり、現在の65歳以上の方に働いていただくということです。
公務員の定年を60歳→65歳に段階的に引き上げることを検討するそうです。
現在、各企業において、定年後(60歳~65歳)の社員を受け入れている制度が導入されています。
政府は、この定年自体を65歳に引き上げて、その後も70歳くらい(働ける方は、いつまでも)まで、働いていただくことを考えています。

現状の年金制度を維持するためには、労働者を増やすしかないのです。
15歳未満の方を働かせるわけにはいかない(そもそも少子化で減少している)ので、65歳以上の高齢者に働いていただき、年金制度を支えていただくしかないのです。

3.いつまでも働く時代

「60歳定年まで、必死に働く。
 そして、65歳までは、何かゆっくり仕事して、引退する」・・・。

皆さんは、そんな未来を想像されていたかもしれません。
実際、私は、そう思っていました。

今後、「どのように働いていけばよいのか?」について考えていきたいと思います。

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