働き方改革①
1.なぜ働き方改革?
昨今、新聞やニュースなどで、「働き方改革」という言葉が多様されています。
では、なぜ働き方改革なのでしょうか?
・政府が言ってるから
・80時間以上の残業などで、病気や死に至る人がいるから
・人手不足だから
・諸外国に比べて生産性が低いから
・流行ってるから …などなど
上記の理由は、当てはまるものもありますが、本質ではないと思います。
「自分は関係ない」「もう〇〇歳だから…」「まだ、若いし…」とは言っていられないのです。
2.働き方改革の本質
働き方改革の本質は、何なのでしょうか?
私は、以下のように考えます。
「人生100年時代の到来が確実なため」
今まで、年金や会社の制度は、60~65歳で定年を迎え、80歳で亡くなるということを前提に成り立っていました。
しかし、日本人の平均寿命は、2017年時点で、女性87.26歳、男性81.09歳であることが公表されています。
社会制度の前提が崩れているのです。
しかも、この平均寿命は、今も伸び続けています。
これらに関しては、以下のリンダ・グラットン著「ライフ・シフト」に詳しく書かれています。
3.年金制度
人生100年時代になった場合、何が困るでしょうか?
まず、困るのはお金です。年金制度は、教育(0~22歳)→仕事(22歳~65歳)→引退(65歳~80歳)を前提にしています。
仕事をしている人々が、引退した人々を支える仕組みです。
年金制度は、このまま続けられないのは容易に想像がつきます。
現在、65歳以上の高齢者は、28.1%です。超高齢化社会は、65歳以上が21%以上の社会のことを言います。
現在の日本は、超高齢化社会を大きく超えた、世界でも経験したことが無い社会なのです。
4.今後について
今後、人生100年時代を迎えるために必要なことや、社会的課題などについて、書いていきたいと考えています。
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