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41歳お母ちゃん🇧🇪ベルギーでゼロからフランス語|ともかく語学学校に通ってみよう [到着から2-3ヶ月]

3人の子供を連れてヨーロッパのフランス語圏に到着したすぐに、お母ちゃんは41歳になりました。そして、いよいよ9月からは、子供たちが現地校に通い始めました。子供たちは、右も左もフランス語もわからない状態で、現地校へ行ってらっしゃーい、です。お母ちゃんも心の中では泣きそうですが、ここは元気に送り出すしかありません。

「子供はすぐに慣れるから大丈夫」とよく耳にしますが、我が家の場合は、全くそうではありませんでした。新しい環境で切り拓いていくことは、やっぱり子供でも暫くは大変な思いをします。涙もたくさん流していました。お母ちゃんができることは、家で温かく安心できる場所をつくって、美味しいご飯をつくって、時間が解決してくれるのを見守るのみです。(↓3人揃って好物の餃子はやっぱり元気が出る。焦げちゃったけど、ドンマイ。)

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さあ、子供たちが学校に行き始めたので、自分のフランス語をどうにかすべく、到着して1ヶ月が過ぎた頃に、フランス語の語学学校に通い始めました。最初に通った語学学校を選んだポイントは二つ:家からバス・電車で簡単に行ける場所であることと、申込方法などが英語でわかりやすく書いてあること、それだけ。土地勘もなく、現地の言葉も話せないので、このふたつで有り難く決めさせていただきました。

まだ家には船便の荷物も届いておらず、生活は全く落ち着かないまま、とりあえずレッツゴー。超初心者クラスからの受講です。6人前後の少人数制のクラスで、挨拶、簡単な自己紹介、数字、色、、、本当に基本的なことしか学ばないのですが、最初は本当に何も全く訳がわかりません。特に、耳から入ってくる先生のフランス語は正に「外国語」。私のような初心者にとっては、2歳児並の語彙を学ぶことは、脳みそがチリチリと痛むくらい頭を使って必死な2時間の授業となりました。

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学校に通い始めてから暫くは、私の脳みそに対するフランス語は「焼け石に水」。何を学習しても、何を耳にしても、水蒸気のごとく何処かへ消えていってしまう状態でした。それでも、こちらの先生方は教室内では最初から教える言語だけで話すので、フランス語を2時間耳にすることはできました。クラスの後は、お母ちゃんはもうグッタリで、帰宅後20分の昼寝が必須となりました。(←この昼寝で、子供達が帰宅後の動きが違ってきます、笑。)

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それでも、最初の焼け石に水の期間は決して無駄ではなく、少しずつフランス語の音に慣れてきて、少しずつ基本的な言葉が頭に入り始めてきた気がします。数字、曜日、色、食べ物と、基本的なことでも外国語習得に近道はなく、こうして触れていくことが必要でした。この時は、一旦家に戻ればやることが山ほどあり、お母ちゃんのフランス語学習どころではなかったので、語学学校に通って、そこで学習に専念できたことは大正解でした。

焼け石に水だろうとも、脳みそがチリチリしようとも、ぐったり疲れようとも、家で勉強できなくとも、まずは半年の間、週2回ここに通うぞ!と心に決めたお母ちゃんでした。


お母ちゃんのはじめてのフランス語シリーズはこちら:




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