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2022年2月の記事一覧

バルセロナvsナポリ 復活の兆しを見せるバルセロナ ELでの2試合

バルセロナvsナポリ 復活の兆しを見せるバルセロナ ELでの2試合

ヨーロッパリーグ1stレグ
圧巻のバルサ,強いバルセロナがカンプ・ノウに
バルセロナvsナポリ

バルセロナのボール保持、攻撃局面
試合を通して,ボール保持の時間が長かった。左サイドでフェラン、ペドリ,オーバメヤン、フレンキー,アルバでボールを回し,左サイドに密集させる。左サイドで作ってから,スペースのある右サイドのトラオレに仕掛けさせる。この試合で圧巻だったのは,ペドリである。ライン間でボー

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シティvsスポルティングリスボン ユナイテッドvsブライトン バレンシアvsバルセロナ

シティvsスポルティングリスボン
シティが早い時間に先制し,前半で4点,後半で1点と,点差がついた。シティが早い時間に立て続けに得点したため、スポルティングはメンタル的にも厳しい試合となり、一方的な試合展開となった。シティとしては,いつも通りの戦いぶり。攻守の切り替えも早く,即時奪回を行う。フォーデンは守備の意識も高く,攻守の切り替えも早い。昨シーズンと比べると明らかに成長した。シティは、守備時は

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ラリーガ マドリーvsビジャレアル

ラリーガ マドリーvsビジャレアル

レアルマドリードのプレッシング

マドリーは,前半,ビジャレアルに押し込まれる展開となった。基本的にマドリーは、ハイプレスに行かず、自陣に4-1-4-1の形でセットする。特にマドリーの左サイドのマルセロ、ビジャレアルの右サイド,チェクエゼが対峙する構図となり、チェクエゼが突破してチャンスを作る形が多かった。マドリーはチャンスを多く作られたが、無失点に押えた。その要因として挙げられるのは,マドリーの

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左足一閃のアセンシオ        マドリーVSグラナダ

前半
グラナダは、4-4-2で自陣に構える形を基本とし、非常にコンパクトな守備陣形を形成した。ハイプレスにはいかず、ペナルティボックス前にセットした。マドリーは、このコンパクトな守備に手こずり、多くのチャンスは作れなかった。グラナダは、前がかりなマドリーの背後のスペースを使ってチャンスを作り出した。グラナダは前半に先制することが勝ち点を取るためには、必須だった。
後半
マドリーは、前半から改善され

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熱狂のサン•マメス  二強食いのアトレティック・クルブ

国王杯 アスレティック・ビルバオ vs レアルマドリード

1.アトレティック・クルブのプレッシング

 序盤、アトレティックは、ハイプレスを仕掛け、ム二アインがサイドバックのルーカスバスケスまでスプリントでプレスをかけることもしばしばあった。ム二アインを上げた4-3-3に可変するシーンは、バルセロナ戦ほどなかったが、特に前半後半の序盤は一時的にその形も見られ、サイドに圧縮し積極的にはめに行く場面

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