シティvsスポルティングリスボン ユナイテッドvsブライトン バレンシアvsバルセロナ

シティvsスポルティングリスボン
シティが早い時間に先制し,前半で4点,後半で1点と,点差がついた。シティが早い時間に立て続けに得点したため、スポルティングはメンタル的にも厳しい試合となり、一方的な試合展開となった。シティとしては,いつも通りの戦いぶり。攻守の切り替えも早く,即時奪回を行う。フォーデンは守備の意識も高く,攻守の切り替えも早い。昨シーズンと比べると明らかに成長した。シティは、守備時は、4-4-2または、4-2-3-1である。デブライネを高い位置に出し、守備から攻撃へにも備える。今のところ穴のないシティ。優勝候補としてこれからどうなるのか。注目である。
スポルティングは、シティ相手に早い時間に立て続けに失点してしまったため、難しい試合となった。5-2-3の形でブロックをセットして待ち構えた。最終ラインもある程度高めに設定し、カウンター狙った。ディフェンスラインを高めに設定したが、プレスの強度も高くはなく、自由に回されたため、奪いどころを作れず、チャンスはなかった。

ユナイテッドvsブライトン
ユナイテッドは、攻撃時は、4-3-3、守備時は、4-4-2、または4-2-3-1の形をとる。ロナウドが左のセンターバックを見て、ブルーノがアンカーを背中で消しながら、もう一方のセンターバックにプレッシング。トランジションのスピード、ハイプレス、ハイラインの即時奪回で相手を圧倒するようなチームになって欲しい。しかしラングニックになってから、プレミアリーグ優勝争い、CL圏内に入るようなチームになったかと問われれば、YESとは言いにくいだろう。なかなか内容が改善されない。この試合について言えば、ロナウドのゴールによって流れは変わったがそれまでは、低調なパフォーマンスだった。サンチョ、ポグバは、コンディションが良くなり、これからに期待したい。エランガは、成長中である。期待できる。しかしやはり、ユナイテッドは、ブルーノフェルナンデスである。プレッシング、チャンスクリエイト、ゴール、全てである。チームとしてどうなるか見ていきたい。

バレンシアvsバルセロナ

バルセロナは前半は圧巻の内容。裏への飛び出し,三人目の動き,上手くポジショナルプレーができていた。得点も3点奪い,前半を折り返した。ハイラインでの即時奪回もできた。デンベレ,フェラントーレスで幅をとり、ビルドアップでは,オーバメヤンが少し降りて,ポストプレーという形も見せた。ガビ,フレンキーはライン間を取ったり,裏への飛び出し,デストやジョルディアルバも効果的に攻撃参加した。良い距離感でのパス回し,ピッチを広く使いサイドのウインガーが仕掛ける。前半のバレンシアは、キーパーから始まる低い位置からのビルドアップにはハイプレスを仕掛けた。それを裏返し、背後を取れたバルセロナは優位となった。後半は、バレンシアのハイプレス、ロングボールでセカンドボールを拾って間延びした形を作った攻撃に対してバルセロナは受けにまわった。その中でバレンシアのブライアンヒルは、輝いた。チャンスも多く作り、攻撃で違いを生み出した。ブライアンヒルに対してバルセロナはマークもプレスも甘く自由にさせすぎた。このような展開の中で、ペドリ投入で変化した。ペドリは、間延びした中盤でマークを剥がし、ラストパスを供給しチャンスを作った。やはりペドリは、特別だった。復活の兆しを見せるバルセロナ、冬の補強での成功もあり、これからも期待したい。

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