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私の彼は妄想好きです

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小説です。
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#カップル

妄想その17止

 ―1年後—  その日もいつものように妄想劇が始まろうとしていた。  でも今日は少しだけ…

妄想その16

―妄想終了後―  佐々木さんが部屋に帰った後、私は彼にひざ枕をしてもらっていた。  でも…

妄想その15

 次の妄想劇に向け、急遽佐々木さんを呼び、打合せをすることとなった。 「佐々木さん、ごめ…

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閑話:田中の恋

 新入社員研修を終え、配属先で僕は向田さんと出会った。  向田さんはボクの教育係だった。 …

妄想その14

「えー!!田中氏そんなこと言ったの?」  彼にひざ枕をしてもらいながら、私は今日あった出…

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妄想その13

 ―日曜日—  その日、田中はショッピングモールに赴き、1人で買い物を楽しんでいた。  …

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妄想その12

 ―日曜日—  佐々木さんと一気に打ち解けた金曜日。  このチャンスは逃すまいとすぐに妄想劇を行うことにした。  急だったが、佐々木さんは喜んで承諾してくれた。  なんでも休日はほぼ年中空いているそうだ。 「さぁ、やりましょう!!」  ——————  前日、急遽脚本を書くことになった彼。 「あぁ~ダメだ、全然思い浮かばない」  どうやら脚本に悩んでいるようだ。  それは多分、いつものエッチな妄想劇を禁止しているからだろう。  人前でいちゃつくのは抵抗がある。  彼

妄想その11

 ―佐々木さんとの話し合いを終えて― 「なんだか人助けみたいになっちゃったわね」 「本当…

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妄想その10

 突然の来訪。  親しき間柄だとしても困る事象。  ましてやお隣さん程度の間柄なら尚更だ。…

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妄想その8

 今日は金曜日!!…ではない。  金曜日の翌日の土曜日である。  本来なら妄想劇は行わない…

妄想その7

「ハナちゃんごめん。もうちょっと詳しく教えてくれる?」  その声は明らかにいつもとは違っ…

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妄想その6

 さぁ金曜日がやって来た。  果たして今日はどんな妄想劇が始まるのだろう?  …と頭の中で…

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妄想その5

 ―午後3時— 「ジュース、ジュース、3時のジュースぅ~」  疲れた体に休息を。  疲れ…

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妄想その4

 先日私は「ひざ枕ぽんぽん券」を2枚手に入れた。  これから私はこの「ひざ枕ぽんぽん券」を使えばいつでもあの癒しを得ることができるのだ。 「ニヒヒヒヒ…」  思わずにやけてしまう。  この券があるだけで何か安心感がある。  私にとってお守りより確実にご利益がある。 「あれぇ~…先輩?何かいいことあったんですか?」 「————!!」  横を振り向くと、後輩ちゃんがいた。  しまった、ここは会社だ。  知らずの内に顔に出ていたようだ。 「ううん、なんでもないの」 「ま