A&Aスキー研究所

六甲山スノーパークがホームゲレンデ。毎日出撃しています。野外活動団体のスキーレッスンや…

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六甲山スノーパークがホームゲレンデ。毎日出撃しています。野外活動団体のスキーレッスンやプライベート レッスン承っています。

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  • SNOWクッキンGood!

    スキーの基本技術やコツを解説しています。いろんな雪質や斜面を上手に調理できる内容です。

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六甲山スノーパークで毎日スキーをしています。 これからnoteでスキーのちょっとしたコツを発信していきたいと思います。 これからスキーを始める方、スキーはしたことないけれど興味はあると言う方、昔は腕に覚えがあったけれど久しぶりに再開してみようかなと思っている方、少しでも気になった方はフォローをお願いします。 希望があれば、プライベートレッスンも承ります! お子さん相手のレッスン経験豊富 お気軽にご相談ください。 hiroshiakai8@gmail.com

    • スキーウェア上着のシワ考察:良いシワと悪いシワ

      正しいターンでは上着にターン後半局面でシワが出来ます。このシワは雑巾を立てに持って絞る時に出来るシワをイメージしてください。これが良いシワ(ヒネリによる)の出来方です。ターン前半からシワが出来る方はラジオ体操の側屈(ソックツ)動作と同じシワで大抵の場合【ヒップアウトサイド】になり外足に板に対して真上から荷重できていません(腰外れ状態)。肩のラインは斜面と平行をキープし【胸骨】を境に下半身部を捻ると良いシワが出ます。シワが出ない人は肩を回してスピンしているような地球が自転するよ

      • スキー用語:理解【板の3軸】を「フレミングの左手の法則」で説明

        スキー板には3つの軸がありこの軸の回転運動で雪面コンタクト、雪面を削る、回旋させる、などの処理を上級スキーヤーは駆使しています。 尚、軸の起点は「足首関節」と理解してください。 ※図の磁界や電流の向きは無視してください。 1.人差し指の軸を中心として左右回転操作=ローリング  エッジを角付する、角度調整する時の軸です。 2.親指の軸を中心として左右回転操作=ヨーイング  板の回旋操作でいわゆる「ひねり」「ピボット」操作 3.中指の軸を中心として上下回転操作=ピッチング

        • スキーレッスン依頼ありました!

          12月2日(土)OPENの六甲山スノーパーク。野外活動団体から学童上級クラスのレッスン依頼入りました。私のプロパーレッスンも承っています。マンツーマンのプライベート、同レベル2名から5名のグループ、対象は学童からシニア。お気軽にお問合せ下さい。メール:hiroshiakai8@gmail.com A&Aスキー研究所:赤井 裕(アカイ ヒロシ)080-5325-0650

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        • SNOWクッキンGood!
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          スキー用語:理解【「角速度(かくそくど)物理原則」と「腰高姿勢(こしだか・しせい)」】

          角速度を理解するには振子運動を想起すると分かり易いです。ブランコは前後の、振子時計は左右の、スキーのターンは円錐形の振子運動です。ブランコを速く(勢いよく)漕ぎたい時は「立ち漕ぎ姿勢」になりますよね・・・。重心がブランコ座面に座るより立った方(腰高)が振幅速度がUPするのです。板(ブランコ座面)と重心の位置が離れた(腰高)ほうがターンスピード(振幅速度)がUPする物理原則です。お尻を下げて低い重心位置のままターンしてもターンスピードはそれほどUPしません。腰高と言っても棒立ち

          スキー用語:理解【「角速度(かくそくど)物理原則」と「腰高姿勢(こしだか・しせい)」】

          スキー用語:理解【迎え角(むかえかく】

          直滑降では板の進行方向と重心(丹田:ヘソの少し下)の向きが一致しているので角度差:迎え角0(ゼロ)です。エッジで雪を削らないので板はターン(回旋)しません。板の進行方向と重心の向きが外向きに角度差(いわゆる外向姿勢)ができると「除雪抵抗(雪を外側に削る抵抗)」が発生し板が向きを変えていきます。これがターン始動の基本姿勢です。昭和の板はRがほとんど無く迎え角(外向姿勢)を大きく取らないと板が回らない(ズレない)構造でした。現代のカービング板はR小さくくびれているひょうたん型形状

          スキー用語:理解【迎え角(むかえかく】

          スキー用語:理解と動き&イメージ・【荷重(かじゅう)】

          結論から言うと板に「身体の重さを乗せ続ける」動きを荷重と言います。 スキーは落下運動で円錐振子(えんすいふりこ)運動でもあるので重力、遠心力、角速度などの物理法則も理解する必要があります。 うまく荷重するには動き続けている「板の真上に重心(丹田)も動き続けている」必要があります。つまり身体が板に置いて行かれない状態が必要なのです。荷重イメージには①曲げ荷重②伸ばし荷重③遠心力受け止め荷重の3つの動作(感覚)がありますがどの動作でも重さの貯金を板にし続ける事ができないと正しい【

          スキー用語:理解と動き&イメージ・【荷重(かじゅう)】

          今季スキーテーマ④切替え:クロスアンダー

          重心(体幹の丹田付近)と板の位置関係の入替え動作は①重心の動き優先のクロスオーバーと②足元の動き優先のクロスアンダーがあります。平成カービングターン時代はクロスオーバー切替え&内足主導・外足従動・内向内傾・板に正対が標榜されており私もこのイメージで滑走していました。ただこの滑りではターン弧が前半膨らまず急斜面でスピードコントロール困難になります。クロスアンダー感覚で切替え時板を山側に引く(上げる)動作が入ると上級者の切り替えになりコントロール性の高いターン始動ができます。(上

          今季スキーテーマ④切替え:クロスアンダー

          今季のスキーテーマ③谷回り局面の重心オーバーフロー移動

          2シーズン前から谷回りで重心を外足の外側へ(ストックリングの方向)運んでいくイメージでターン谷回り始動しています。コツはウエアのパンツ左右:腰ポケット(外側股関節:大転子)を外ストックリングの方向へ運び続ける感じです。決してテールを振るので無く、ドリフトで雪を薄く削り続ける谷回りです。私的には縦ズラシ感覚でもあります。ユーチューブでオーバーフローターンとか縦ズラシ、ドリフトターンとか色んな解説動画ありますのでチェックしてみてください。急斜面でも暴走せず等速パラレルターンにも不

          今季のスキーテーマ③谷回り局面の重心オーバーフロー移動

          今季スキーテーマ②:アンクルポジションと足裏の感覚、ターン時・足裏の荷重場所(ライン)と前半後半

          2シーズン前から意識し、ようやくストンと落ちた感覚です。アンクルポジションは滑走時の足裏全体で板に荷重されている状態を指し=ブーツの前傾角度(約18度前後)をキープし足裏全体で板を踏み続けている状態です。加えて板を正確に踏む為、一般的な骨格の方は「ニーOUT&トゥーIN」も意識します。膝を外側(OUT)に少し開きつま先を内側(IN)に向けると足が板の方向に真っすぐ向き、足裏全体で正確に板を踏めます(親指以外の指が横一線にそろう状態)。ターンに入る時(雪面を薄く削り始める時)の

          今季スキーテーマ②:アンクルポジションと足裏の感覚、ターン時・足裏の荷重場所(ライン)と前半後半

          今季スキーテーマ①シン・外向外傾姿勢

          今季のスキー:技術テーマ①ターン時:外向外傾姿勢の作り方 ターン時、まず股関節ライン(体幹全体)で外向姿勢を作りますが ターン後半に向け股関節ラインはタメを作ったまま板に正対(せいたい) していきます。この局面で胸骨から上の「分離(セパレーション)」を意識し胸ライン(肩ライン)でのみ外向外傾を取り続けるイメージ。これが出来ないと抜けと走りのある深いターン弧が作れません。内傾角をたくさん作らないと(下半身を傾けないと)エッジが立たず板がたくさんたわみません。写真から分かるように

          今季スキーテーマ①シン・外向外傾姿勢

          【2023-24:スキーシーズン:レッスンIN六甲山SP】

          ホームゲレンデの六甲山スノーパークの営業期間が決定。12月2日OPEN~3月3日営業終了。12月は野外活動団体のレッスンがメイン。12月25日からプロパーレッスン承れます。レッスン料金はプライベート1名(90分×2=180分)10,000円。グループレッスン5名迄15,000円です。お気軽にお問合せ下さい。携帯電話:080-5325-0650 mail:hiroshiakai8@gmail.com

          【2023-24:スキーシーズン:レッスンIN六甲山SP】

          スキーのコツ:運動特性を理解

          雪上の「落下運動」が運動特性:大原則です。 ・一言で言うと「重心」の3次元的「落下移動運動」です。「移動=ターン」は雪を削り、削った雪の抵抗を利用して板の向きが変わります。 ・色んな「雪の削り方」がありますのでまとめて「エッジング(雪の削り方)」と言います。 ・真っすぐ滑る「直滑降」は雪を削らない滑り方なので斜面にドロップINするとどんどん加速します。ゲレンデスキー(基礎スキー)はアルペン競技と ちがうのでSAJ1級まではスピードコントロールされた丸いターン弧で急斜面を転倒す

          スキーのコツ:運動特性を理解

          【スキー道具の寿命?個人的意見】

          新品購入時の使用感が感じられなくなるのを寿命と定義します。 板はチューンUPすればエッジと滑走面は復活しますが「張り」は戻りません。シーズン30日滑走で5シーズン、150日が寿命と感じます。 ブーツも「加水分解」で「硬化」が進み粘りが無くなってきます。やはり 5シーズン位で寿命と感じます。いずれも保管は室内のほうが良いです。 尚、アイスバーンはエッジが命、定期的なチューンは必須。滑走面保護と 走りの為にも簡易WAXでもOKですので塗布してください。

          【スキー道具の寿命?個人的意見】

          【スキー道具の選び方】

          【スキー道具の選び方】

          スキーデビュー初日:後半

          ハの字(プルーク)ストップが出来るように デビュー初日は ・直滑降でスタート⇒自然停止(ほんの少しの斜度で練習) ・直滑降でスタート⇒ハの字停止(ほんの少しの斜度で練習) これができたら少し斜面をカニ登り(階段登行)で上がる ・直滑降でスタート⇒ハの字停止(スタート補助あり) ・ハの字自立(補助なし)スタート⇒ハの字停止

          スキーデビュー初日:後半