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5歳の息子に暗算対決で負けてしまった話 -Growth Mindsetを育む-

「そろタッチ」で暗算力向上に励む息子

「そろタッチ」で1日15分〜30分程度、2面ずつクリアして8ヶ月継続してきた息子。継続は力なりとは言ったもので今やS6ステージに到達。そろタッチ歴2年の姉にはまだまだ及ばないものの、着実に暗算力が身についている。

日常生活でも、コンビニの会計、近所の中華料理屋でのおつりなど勝手に計算していることもあって驚かされる。それもそのはず、S6ステージというのは、足算引算では2桁6口、3桁3口を練習しているのだ。ちなみに、8歳の娘はU4ステージのレベルは2桁10口。年末のM1グランプリで、順に発表される7人の審査員の合計点を瞬時に計算し、決勝進出コンビを先に言ってしまうという離れ業で見事私のドキドキ感を奪ってくれた。。

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ある日、息子に暗算対決を挑まれた

かけっこはもちろん、夕食を食べる終わる速さ、寝入るまでの時間までも競争したがる息子。いつかは言われると思っていたが、ついにこの時が来た。

「暗算でもうパパには勝てるよ、やってみる?」半笑いで挑発してくる息子。舐められたもんだ。こちとて、幼い頃は公文式で鍛え、社会人になってからも常時6つの数字の羅列のモニターに囲まれ、債券マーケットで瞬時にリスク量を計算し、いくつもの取引を行ってきた。何より、毎日、容赦なく出てくるPLという数字のプレッシャー、上司からの詰めに、君が生まれる前から戦ってきた。数字というものと付き合ってきた歴史や思い入れが違う。たかだか5歳の苦労知らずのボンボンに負けるわけにはいかない。

いざ暗算対決!

暗算対決には、そろタッチのゲームにある「フラッシュ」暗算を用いた。足し引きで、レベルは「きそ」、桁は「2けた」、口数は「6くち」、速さは「⓵じてんしゃ」。まさに息子が取り組んでいるS6ステージのレベルに合わせた問題である。

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フラッシュ形式で表示される6つの数字が表示された後に息子と私が同時に答えを言う流れ。不正を防ぎ、公平を期すために、長女(U4ステージ)に審判をお願いした。

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結果は、息子は5問中5問の全問正解。私は2問正解と惨敗。。素直に負けを認めるしかなかった。意外にも息子は大喜びするわけでもなく、静かに席を後にした。どこか寂しげな表情を浮かべていたようにも見えた。それは、かつて自分も経験した、中学生の時に父親に腕相撲を挑んで予想外に勝ってしまった、あの嬉しいような切ない気持ち、そんな思いを感じているのだろうか。。

その後、息子に起こった変化とは?

「パパ、おつりは40円だよ。大丈夫?」「バスが来る11時45分までは7分後だよ。大丈夫?」ことある毎に、計算がきちんとできているのかと父親を心配してくれる。その姿を見て、妻や娘からは、5歳の子に心配されていると笑いの種となっている。しかし、私は思った。この子は、老後にはきっと私を介護してくれる優しい子に育つに違いないと。。。

息子がそろタッチで培っているもの

ここまで読んで頂くと、そろタッチで息子が順調に暗算力を磨いていることがわかる。それも喜ばしいことだが、親として私が感じている最大の収穫は、暗算力の向上そのものに加え、8ヶ月という短期間に効率的に親を超えるレベルの暗算力を身につける、その「経験」ができたことである。息子はかけっこ教室にも通っているし、かつては英語も習っていた。しかし、8ヶ月という期間においては、当然ながら親のレベルに達することは難しい。それに対し、そろタッチを通して磨くイメージ暗算は短期間で能力を開発することができる。その過程を通して、親としては素直に褒めるし、本人としては自信をつけ、「Growth Mindset」(自分の成長は経験や努力によって、向上できるという考え方)を身につける機会となる。これこそが、正解のない変化の激しい世界で身につけて欲しいスキルである。

当然ながら、お子さんによって進度は様々である。早ければ良いというものでもないし、じっくり取り組む、着実に進む、それも立派な個性だ。そろタッチは日々進化している。そろタッチを通して、1人でも多くの暗算名人が誕生し、その過程で「Growth Mindset」を育んでもらいたい。

そろタッチ公式HP: https://www.sorotouch.jp/

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