【飲食業界ニュース(1/15-1/19)】今週公開された気になるフードビジネス記事を[PICK UP!!]
こんにちは。hibana編集長の本橋です。
今週1週間の間に公表された『フードビジネス』に関する最新ニュースをまとめてご紹介していきたいと思います。
飲食業界の今週のトピックス(1/15-1/19)
オイシックス/「需要予測システム」導入1カ月で誤差20.2%改善
フードビジネスを活性化させるために必要な要素として、DX推進が挙げられます。データに基づいた、業務課題を解決し、利益率を高めることは、大手に限らず、中小個人事業にも求められます。オイシックスの事例が直接参考になるわけではありませんが、業界トレンドを知る上では知っておく必要があるかと思います。
クリエイト・レストランツ/3~11月期売上収益29.1%増、業態変更推進
磯丸水産を展開するクリエイト・レストランツの業績が発表されていました。複数ブランドをもつ中で、主力ブランドの出店が増えているようです。ブランドを見ると、「大衆酒場」「焼肉」「しゃぶしゃぶ」「カフェ」「ベーカリー」「鶏料理」「つけ麺」ということで、このジャンルを押さえておくと、業界内の伸び代のある飲食ジャンルが見えてきます。飲食大手企業の事業戦略も押さえておくと良いと思います。
名古屋駅直結!「バーミキュラ ポットメイドベーカリー ジェイアール名古屋タカシマヤ店」オープン
鋳物ホーロー鍋「バーミキュラ」を使用したベーカリーがオープンするようです。調理器具としてバーミュキュラはブランド化された成功事例だと思います。ブランディングの参考にできる事例だと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
冷凍パンの宅配便「パンスク」が、パンとの出会いを広げるWEBメディア『パンポルタ by PANSUKU』1月16日(火)よりローンチ
冷凍パンのサブスクサービスとして、ここ数年メディアで紹介されています。今後は自社メディアでの情報発信に力を入れていくようです。自社サービスや登録されているベーカリーの価値を高めるための、重要なコンテンツだと思います。今後のコンテンツづくりに注目したいと思います。
ありそうでなかった組み合わせの旨辛薬味!「赤唐辛子にんにく」「青唐辛子にんにく」 新発売
唐辛子とにんにくの組み合わせは飲食店でよくあります。その味が手軽に楽しむことができる商品ではないでしょうか。「ありそうでなかった」というのは商品・サービスの重要キーワードですので、新規ビジネスや新しいアイデアを探しているビジネスパーソンは、身近なもの、興味のあるものの情報の中から「ありそうでなかった」ものを見つけられると、新しい世界が見えるのではないでしょうか。
味の素㈱、「One ALL」新発売~日本初、“女性のための完全栄養食※1”誕生!~
完全栄養食のスープパスタ。このジャンルで、新しい食品ブランドが続々と登場しています。ベースフードが上場するほどの成果を出しており、今後も伸び代があるかと思います。この商品の動向にも注目していきたいと思います。
【東武池袋初出店】京都で話題のワンハンドスイーツ 京ワッフルが東武百貨店 池袋本店8階の〈ショコラマルシェ〉に初登場!|バレンタイン限定フレーバーも数量限定で展開|1/31(水)〜2/14(水)
アイスのように棒に刺さったビジュアルのワッフルが印象的でした。このようにすでに商品として存在するワッフルに一手間加えることで、新しい商品に見えるビジュアルは、参考にしたい工夫の1つだと思います。また、「食べやすさ」もビジュアルに加えて、重要なポイントだと思います。
23年上期の外食・中食/Z世代の外食客数回復、寿司店では19年比17%増
若年層の外食回数が回復傾向。特に回転寿司業態の回復が大きいようです。エンタメ性の高い業態でもあるので、納得のデータかと思います。23年の忘年会もコロナ前に戻った、またはそれ以上の状態でもあります。24年はさらにインバウンドも上乗せし、外食業界は好景気に入っていくことが予想されます。材料費高騰、人材不足の課題もありますが、コロナから一転、事業拡大のチャンスであることには間違いないと思います。
ドミノ・ピザ、「チーズボルケーノ™」のLサイズ 期間限定で1月19日から仲間入り お値段もお手頃で、お持ち帰り1,795円~ 直径32cmのLサイズピザの中央に、「チーズ火山」が出現
インパクトのあるビジュアル、さらにネーミングも的確ですね。参考になる商品開発、マーケティング戦略ではないでしょうか。
(※こちらで紹介するニュースは、主観にもとづいて、記事を取り上げております。また、個人的な感想も添える場合もございます。)
目に付いたニュースがありましたら、気軽に読んで頂ければ幸いでございます。
今週 1週間のニュースまとめ
今週も食に関わる様々なトピックスを取り上げました。
今回は、新商品情報、企業経営数値、マーケティングデータなど様々なニュースをご紹介しました。傾向的には、コロナ禍で厳しい状況であった外食が回復し、さらにコロナ前を超える勢いの売上を記録するようになってきて、勢いが出てきた印象です。今後は、インバウンド消費が増加することは明確ですので、それに伴い、旅行、宿泊、外食などの景気がさらに回復していくのではないでしょうか。フードビジネスを行う事業者としても、嬉しいですし、さらにこのチャンスを活かし、日本のフードビジネスを盛り上げていきたいと思います。
今後もフードビジネスに関する最新情報をピックアップし、紹介していきます。ぜひ、明日のビジネスのヒントにして頂けると幸いでございます。
宜しくお願い致します。
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