路傍の花(O87)

猫と酒とロックを愛すミステリファン。10年くらい前にポケクリでミステリ執筆に挑んでみま…

路傍の花(O87)

猫と酒とロックを愛すミステリファン。10年くらい前にポケクリでミステリ執筆に挑んでみましたが、難し過ぎるわ、時間とエネルギー消費する割にちっとも進まないわで挫折。今読み返すと導入部はまずまずなので完成させたいのですが、プロットすら思い出せず、涙。たまに下手な俳句や詩を詠みます。

マガジン

  • 俳句幼稚園 ~壱~('22.11.6.まで)

    • 7,105本

    '22.11.7.より、新マガジン「俳句幼稚園~弐~」へ移行いたしました。

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㊗️書籍化!

 知る人ぞ知るnoteの人気小説『夜行堂奇譚』がついに、ついに書籍化されましたー!(パチパチ) その歴史的第一刷が今日、我が家にも届きましたよ!(大興奮) もうね、「これだけ人気なのになんで紙の本が存在しないのか不思議でならない!」って、ずっと思ってたんです。でもそう思ってたのは私だけではなかったみたい。Amazonでも一時在庫切れでしたもの。第一刷入手は貴重かもしれませんね(自慢気)。私に夜行堂シリーズを紹介してくれた従姉妹に大感謝なのです。    目次はこんな感じ。

    • #旬杯応募

      ジープ駆るどこまでも地球は緑病留守の友の猫鳴く夏の宵熱帯夜猫液状となりにけり  俳句、詠まなすぎて後退気味です。余り捻れなかった。最期だし、なんかこー頑張りたい気持ちはあれど、すごい句など浮かんで来ない(泣笑)。  みん俳スタッフの皆様、楽しい企画をいつもありがとう御座いました(ぺこりん)。大好きです♡

      • #ライラック杯応募

        恋猫や主人に抱かれ退場す春耕を囲ひて鷺も牛歩かな年輪の刻む吾が手に春日射す みん俳の開催期間、一ヶ月勘違いしちゃってました。気付いて良かった! なんとか間に合いましたよね? 春耕の句、”鷺”は使って良いものか悩みましたが、「単品の“鷺”なら季語にならない」というネットの情報信じて使うことにします。他の鳥に置き換えちゃダメなんだもん! あのシーンは。

        • #白熊杯応募

          円陣のユニフォーム吼え冬の陣髪切って少し早めのマフラーす猫がため硝子戸二寸すきま風 以上3句で参加させて頂きます。滑り込み常習犯ですね、はい。スミマセン。3句の時候やバランスもいまいちですが……はい。もう気にしないことにします(泣笑)。この冬はAbemaとTVerのお陰で、TV無しの私もサッカーがいっぱい見れました♡

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          #十六夜杯応募

          馬肥ゆる三段腹の抑止力鱗雲沈みて川面静かなり火を恋ひて懐かぬ猫が身を寄する  まいどまいどギリの応募でスミマセン。何だか俳句づくり、ずっと不調な気がする(汗)。今回は秋らしいものが何も浮かばず、スルーしようかとも思いましたが、何とか参加(ほっ=3)。猫の句も一句入れときたくて、ちょい旧作も引っ張り出しちゃいました。

          #十六夜杯応募

          旦那様はオトコ前

          私の素敵な旦那様 体重5キロの美丈夫で 筋骨隆々虎のよう のっしのっしと歩きます   ぶっといおみ足ながぁい尻尾 白い毛皮は眩しいばかり まるで屏風を抜け出たようで 私はうっとり夢心地 🐾    🐾       🐾 私の愛しい旦那様 たかぁい棚からピョンと降り ニャアンと鳴けば食事の催促 優先順位ご存知です 旦那様は関白様で お返事などはなさいません ぶっとい尻尾をただビュンと 左へ右へふたふりみふり 🐾    🐾       

          旦那様はオトコ前

          #鶴亀杯応募

          蠍の灯如何に生きるか問う夏夜黙祷に大きくなりぬ蝉の声朗読の百ものがたり昼の風呂  またもやギリの応募になってしまいました。しかも全体的にトーンが暗いような。夏らしい明るい句が一つも無いですよね……スミマセン。今回はこの三句ということで(ぺこりん)。

          #鶴亀杯応募

          #宇宙杯応募

          耳元の小さな寝息春の雨 窓際の微睡む君へ春来たり 花ふぶき牝馬駆け抜けターフ沸く  うわー滑り込み投句になってしまいました。間に合ったかな〜! 幼稚園登園サボってるので成長なくてすみません。稚拙ですが参加することに意義があると思うので。宜しくお願い致します(ぺこりん)。  桜花賞、今年は葉桜が多くて残念でした。あと一週間開催が早ければなぁ。

          #宇宙杯応募

          〜雛祭〜

          和紙巻かれ花器も男雛と女雛かな雛鮨や桃・白・蒼と色重ね 白皿に桃・白・蒼の雛の鮨 三色の友の雛ずし雛代わり 白酒や蕩けて泥の眠りかな白酒やどろり蕩けて夢うつつ 母の雛壊して言えず幾年や  推敲中なんかい?ってな拙句ばかり。つらつらとお目汚し、すみません。もうこれ以上考えてもどうにもならないので投下します。季節イベントは好きな質ですが、上手く詠めません。桃の節句、楽しんではいるのですが。”鮨”(俳句では”鮓”がベターか?)は夏の季語ですが、”雛鮨”はアリかなぁと。以前料理上手

          #渾身の一句

          吾が村の口説はラップ下駄踊る路傍の花  【季語】は”踊る”。踊(おどり、をどり)。盆踊りのことで、初秋の句となります。  ウチの田舎はかの有名な『炭坑節』の発祥地。そう、あの「月がぁ〜出た出ぇた〜月がぁ出ぇた〜ハァヨイヨイ♪」の『炭坑節』です。が、実は盆踊りで踊られているのは『炭坑節』ではなく”口説き”なんです。このことはさほど知られていません。『炭坑節』は〆で踊られる程度なのですが......。では”口説き”とはどんなものでしょうか。  【口説、口説き】とは民謡の一種

          #渾身の一句

          ミモザ

          手搾りのミモザちびちび淡き宵  えぇっと、またもや「月見で一杯♪」の酔いどれ句です。”ミモザ”は初春の季語。二月から四月にかけて咲く、鮮やかな黄色い花です。小季語は”花ミモザ”、”銀葉アカシア”。ただ、上の句で詠んでる”ミモザ”って、カクテルの”ミモザ”なんですよねぇ。シャンパンとオレンジの果汁を一対一で割る、とっても贅沢で美味しい飲み物♡ なので季語として成立するのか怪しいです。 手搾りのミモザちびちび春月見  こちらの方が良い気がしますが、この場合だと今度は「季重な

          St.Valentine’s Day

          自分へのリボン解くやバレンタイン自分用ピンクリボンのバレンタイン  昔みたいにケーキ焼く心の余裕なんて、今の私には無い。だけどやっぱり心が騒ぐこの季節。可愛いチョコを見るとつい買ってしまうのです。あーあ、食べるの勿体ないな。  同じチョコを去年は沢山配りましたが、今年は自分用に。上五は“自分用”とするか”自らへ”とするか、迷いました。”吾のための”とすると誰かから貰ったように響くし。”バレンタインピンクリボンは自分用”とすると、他の人へも買ってるみたい。もっと素敵表現無い

          St.Valentine’s Day

          〜節分〜

          柊挿すも猫に信心なかりけり 一粒ごと思い出喰んで年の豆  久々の登園です。立春だと言うのに冬の句で申し訳ありません。だって昨夜、ちゃんと豆を撒いたんですもの。恵方巻き食べるだけじゃなくって、ちゃんと「鬼はぁ外〜!」ってやったんです。何年振りだろ。お蕎麦半把茹でて、鰯の丸干しを肴にちびちび♡ 気がついたのですが我が家の柊の木、しっかり鬼門に植ってるんですよ。凄くないです? 私、軽く心躍ってしまいました。今年は初めて”柊鰯”を玄関前に飾ってみたのですが、吊して置かなかったので

          #沙々杯応募

          ざっくりと古きセーターきみ香る木枯を子守唄とし猫丸む又一献寒月光はさりさりと  投句、かなり前に用意してたのにすっかりnoteから遠ざかった日々を送ってしまい、ギリの応募になってしまいました。用意してた句はどれも初冬の句ばかり...今日はもう大寒なのになぁ!てことで、流石に一句くらいは季節に合うものも投入。寒くても満月になると月見酒がやりたくなるので困ったものです。しかも冷酒派(がっつり厚着はしますが)。今夜は熱燗試してみようかな、なんてったって大寒なんだし。 #沙々杯応

          #沙々杯応募

          恐ろしいクリーチャーとは...

          鮫を喰い鮫に喰わるる種族かな  私が住んでるところは九州なのですが、スーパーで鮫を売ってるのは此方では見たことありません。でも関東では普通にパックで売られてるんですよね。食べたことはまだ......河豚みたく鍋とかに入れるのかな?  タイトルの”クリーチャー”は”人類”という意味で使いました。鮫よりも虎よりも熊よりも、人が一番怖いよね、って。鮫って人から恐れられてるけど、鮫からしたら人間の方がよほど恐いと思うんです。  【鮫】というお題を見てたらふとそんなことが浮かび、

          恐ろしいクリーチャーとは...

          —— the eclipse —— (俳句幼稚園に入園しました🔰)

          ビル間ふとルビィの如き冬三日月  私の家は神社の森の麓にあり、東の空は木々に覆われ見えません。だから今回の月蝕を観るのは無理だろうと諦めてたんです。でも夕方やぼ用で街に出たらなんと、ビル間の空に何やら妖しげな光が......。時刻は6時過ぎ。チラとですが140年ぶりと言われる深い深い月蝕を、ジャストなタイミングで拝めてしまいました。ラッキー♪♪  俳句は超初心者ながら、一年ほど地元の句会に(月一、二回程度)参加させていただいていました。でも一回に六、七十の良句が集まるの

          —— the eclipse —— (俳句幼稚園に入園しました🔰)