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【創作note】姿勢を変えてみる

 行き詰まった時には環境や姿勢をちょっと変えてみる。
 自分だけの部屋、いつものフードコートを抜け出して、まだ見ぬカフェをたずねて歩いてみる。重要なのはコーヒーの味ではない。
 椅子の高さ、形の方がより重要ではないだろうか。前を向いて書き進まなければならないという時に、そこがお茶を飲んでスイーツを楽しんで深く沈んでくつろげるクッションみたいな場所だったら、上手く書き出せない。

 もっと簡単に変えるなら場所を移す必要もない。
 文具やガジェットを変えてみるのもいい。
 あるいは、自分の姿勢を変えてやるのだ。
 より疲れない姿勢、もっと速く書くためには?

 ノートはテーブルの上になくてもいい。
 空に向けて開いてみてもいい。
 前傾姿勢で余裕がなくなったら、ふんぞり返ってみるのもいい。

(逆前傾膝のせ奏法)
 昨日思いついたpomeraの新しい打ち方だ。
 テーブルから放したpomeraを膝の上に。
 丸まっていた背を思い切り伸ばし、逆に胸を張る。
(カートを運転するようなイメージ)
 膝の上のpomeraは案外に悪くない。ちょうどいいのだ。

 ちょっと姿勢をアレンジするだけで、何か一風変わったものが書けそうな気がしてくるから不思議だ。
 うっかり膝から落としてしまわないこと。
 バランスを後ろにかけすぎて椅子からひっくり返らないこと。
 新しい冒険にリスクはつきものだ。

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