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あぜ道 (第一章 : 田んぼ)

[ご説明]
私は昔からものすごい微細な出来事まで記憶していて、その時の景色、匂い、セリフ、空気感、脇役たちの行動など様々な要素を頭の中に蓄積してしまう癖があります。

ふと、金木犀の匂いにうつつを抜かして呆けていた晩に取り憑かれた様に「あぜ道」と言う記憶の殴り書きを書き始めました。

今回は第一章の「田んぼ」。これは主に小中学校に通っていた時分の記憶。記憶は記憶に繋がり、場面で繋がり、単語で繋がり、空気で、物事の細部の記憶で繋がります。そういう意味では私が記憶できなくなるか、生命が閉ざされるまではあぜ道の道中にいる訳で。
山尾さん、お元気にしとりますか?

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