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カメラ、トランペット、旅行が趣味。東芝フィル、横浜シティ・シンフォニエッタ(YCS)に…

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カメラ、トランペット、旅行が趣味。東芝フィル、横浜シティ・シンフォニエッタ(YCS)に所属。YCSではバーゼルのエッガー製ナチュラルtp(クラシカルベル)を使用。カメラはオリンパスOM、ライカ、その他多数を使って大したことのない写真を量産中。

最近の記事

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カメラの話を徒然に

はじめに私は、横浜市の端っこに住んでいる会社員である。父から譲ってもらったオリンパスOM-1を使ってたまに写真を撮るくらいで写真は趣味でもなかったのだが、ある日、友人と飲んだ時にライカM3を見せてもらい、何かのスイッチが入ってしまったようで、その後の長い独身時代に暇を見つけてはカメラ店を回るようになってしまったのだった。そして、カメラのメーカー、種類、数が増えてきたのに合わせ、自分のwebを作って日々の写真や旅行の記録などをアップするようになった。 文章を書くのは好きなので

    • レンジファインダー機で中望遠(3)

      Topcor 9cmF3.5 中望遠レンズシリーズの3本目は東京光学のトプコール9cmF3.5である。これと5cmF3.5の固定鏡胴のタイプは、従来の50mmレンズの系統とは異なる、アルミニウム素材の一風変わった外観になっている。 上の写真の通り、細身で小柄、軽量なレンズである。アルミ素材ということもあり、スレ傷が付きやすいのは惜しいところだ。私の持っているレンズも、きれいに見えるが実際には無数の細かい傷がある。 レンズ構成は3群3枚のトリプレットで、コムラーの105mm

      • レンジファインダー機で中望遠(2)

        Komura 105mmF3.5 前回予告した通り、三協光機のコムラー105mmF3.5について簡単に書いておこう。 前回の105mmF2は大口径レンズということもあって大柄なレンズであるが、こちらはF3.5、レンズ構成も3群3枚のトリプレットなので小型軽量に出来ている。最短撮影距離は1.25mでF2の1.5mより近接でき、この25cm分だけでも使い勝手がずいぶんよくなると感じる。ただ、レンジファインダー機の望遠撮影でこの距離が難しいことは変わりなく、慎重にピント合わせをす

        • レンジファインダー機で中望遠(1)

          中望遠レンズ 久しぶりの投稿になってしまった。毎月、1-2本は撮っているのだがなかなかこの、記事にしようとするとまとまらないというか、記事のことを考えてレンズを持ち出すわけでもないからこれは仕方がない。 と思っていたが、ここ1ヶ月のネガを見たら中望遠で撮っているコマが多めだったので、そこから何枚かを選んでみようと思う。 レンジファインダー機、距離計連動式のカメラはカメラ内で離れた場所に2個の窓を持ち、その窓から見える被写体のずれ具合を距離に換算しレンズのピントを合わせる仕

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        カメラの話を徒然に

          Agfa Super Silette再び

          Solagon 50mmF2付き スーパージレッテはアグファのレンズ固定式の距離計連動カメラで、3枚構成のアポター45mmF3.5(F2.8もある)、4枚構成のゾリナー45mmF3.5、6枚構成のゾラゴン50mmF2の3系統のモデルがあった。このnoteを書き始めた時に掲載した記事は上記のゾリナー搭載モデルの写真であったが、今回ゾラゴンを搭載したものを入手したのでその写真をアップする。といっても、ゾラゴンの撮影例は既に過去の記事に掲載していて、そちらは蛇腹を使ったレンズボー

          Agfa Super Silette再び

          キュンパスで青森へ

          JR東のフリー切符 平日、期間限定であるが1万円でJR東の路線(一部私鉄も可能)が1日乗り放題になるフリー切符を使って出かけてきた。行ったのは2月16日である。 乗った区間と列車は以下の通り。  東京~新潟 とき301号  新潟~秋田 いなほ1号  秋田~弘前 つがる3号  弘前~新青森 快速列車  新青森~東京 はやぶさ44号 弘前で少し歩く時間を設定して、他は乗り換えだけである。元々は弘前と青森で時間を取っていたのだが、弘前城を見ていて当初予定していた列車に間に合わなく

          キュンパスで青森へ

          舞子スノーリゾートへ

          Kodak Retina IIIc Xenon 50mmF2付き 今年の2本目はレチナIIIcのシュナイダー社クセノン50mmF2付きに装填した。フィルムはフジフイルムのISO100ネガだ。昨年、富良野と富士見で防寒着のポケットの中にフィルムカメラを入れて撮っていたが、その続きということで考えていた。もちろん、デジタル化前はフィルムカメラをスキー場に持ち込んでいたので、元々こういう場で撮ってはいたのだが、当時はOM-3Tiにモータードライブ、なんて重装備であった。厚い手袋を

          舞子スノーリゾートへ

          Olympus ACE

          2024年最初のフィルム今年もよろしくお願い申し上げます。 24年最初のフィルムはフジフイルムの感度100ネガで、オリンパス エースに装填した。ここ最近いつも現像を依頼しているお店に行ったところ、装置に不具合が発生して現像できないとのことだったので、一駅乗って別の店に出して来るという、新年早々慌ただしいことになってしまったが、電車で隣の駅まで行けば現像できる店がある、ということ自体は、今時としては恵まれた環境なのかも知れない。これがなるべく長く続いて欲しいものだし、そのために

          23年11月24日 京都へ

          Bessa R4A 久々に京都に行くことにした。時間が取れたのが11月24日、飛び石連休の中に休暇を入れて4連休にしたが、他の都合によりその休暇を取った平日だけしか行けなかったので、日帰りである。 カメラはコシナフォクトレンダーのベッサR4Aである。このカメラは、コシナがフォクトレンダーのブランド銘を使って出していたカメラシリーズの、広角レンズ用の距離計連動機である。今はコシナフォクトレンダーシリーズはレンズは新作を出しているものの、カメラは製造中止となっているので、カメ

          23年11月24日 京都へ

          Paxette III のレンズセット

          35,50,90mmのセットが揃う パクセッテという、今となっては中古カメラ店にあまり並ばなくなってしまったカメラの、さらにマイナーと思われる最終型マウント用のレンズが、何やかやで3本のセットになった。 カメラについて以前書いた記事はこちら。 パクセッテといえば、ライカスクリューマウントと同じねじ径のマウントをもつカメラ(ただしフランジバックはライカより長いので、レンズは共用できない)の系統の方がポピュラーだったのではないだろうか。少なくとも20年前くらいの中古カメラ市場

          Paxette III のレンズセット

          ローデンシュトックのレンズセット

          レチナIIISとローデンシュトックのレンズデッケルマウントレンズ再び 何やかやでローデンシュトックのデッケルマウントレンズが手元に揃ってきた。デッケルマウントといっても、コダックレチナシリーズ用である。他にもイロカ用とかがあるわけだが、イロカはカメラ本体が市場にほぼ存在しないからマウントアダプターを使って撮るしかなく、それならレチナのカメラ本体とアダプターの両方で使えるレチナ用のレンズで揃える方が便利なわけで、それを狙っている。 レチナIIISについての記述は以下を参照いた

          ローデンシュトックのレンズセット

          230914-(2) 高ボッチ高原 Bessaflex

          後日、と書いたけど せっかくアップして同じ日付の写真の場所を眺めているのだから、もう続けてアップすべきだろう。こういうのは、先延ばししているといつの間にか何ヶ月も経ってしまうものだ。実際、前の投稿から3ヶ月も何もしていなかったわけだし。 高ボッチに行った理由 前の投稿はものすごく簡易だったのでこちらに経緯を書いておこうかと思う。私は時々、平日に有給休暇を取って、列車に長々と乗りに行ったり、車で撮影に出かけたりということをしている。撮影の場合、だいたいは衝動的なので、事前

          230914-(2) 高ボッチ高原 Bessaflex

          230914 高ボッチ高原 Bessa II

          久々の投稿である。長野県の高ボッチ高原(たかぼっち)というところに行ったので、気合を入れてデジタル、フィルム取り揃えて出かけたが、高原は霧の中であった。 Bessa II Color-SkoparつきにVelvia100を入れて撮ったものを4枚アップする。この写真を撮るまでにかなりの時間を待つ羽目になった。霧の中での写真は35mmで撮ったものを後日アップするつもり。 おわりに 前の記事にも書いたが、フィルム面積で情報量を稼ぐという目的もあって、ほぼ遠景の写真ばかりになって

          230914 高ボッチ高原 Bessa II

          Braun Paxette Reflex

          パクセッテシリーズのデッケルマウント機またまたデッケルマウントレンズ 性懲りもなく、というべきだろう。レンズ(リーフ)シャッター式の一眼レフ用に企画されたコンパーのマウント、通称デッケルマウントのレンズの記事だ。以前書いた通り、シャッター機構をマウントのすぐ内側に持つため、機構が複雑な上にレンズへの制約が大きいという宿命がある。 上記の記事に少しだけ言及しているが、ブラウン社もこの規格を使って一眼レフを作っている。この会社のシステムカメラといえば距離計連動機のパクセッテシ

          Braun Paxette Reflex

          ケントメア Pan100

          カラーフィルムがない フジフイルムが3月に「原材料の調達不足」により当面受注を停止する、と発表していてネガもポジも量販店の在庫から消えている。うちの冷蔵庫にあるカラーフィルムは5本しかなく、普段気楽にポチポチ撮るわけには行かなくなってしまった。そうすると何かこの、ハレの日にしか使わないとか、フィルム1本に四季が写っているみたいな、昔の撮影ペースになりそうな感じである。全く困ってしまう。特に、感度100のネガがないのは極めて困る。フジの在庫がなくなってコダックの200の方が手

          ケントメア Pan100

          5月連休中に撮ったポジ

          Kodak Retina IIIS+Velvia100軽量なセット コダック レチナIIISについては以前の記事を参照下さい。 今回は、軽量セットということで、レンズは以下の3本を持って行き、フィルムはフジのVelvia100を使った。  レチナ オイリゴン35mmF4(ローデンシュトック)  レチナ クセナー50mmF2.8(シュナイダー)  レチナ テレアートン85mmF4(シュナイダー) 撮影場所は長野県佐久市。天気がよく、きれいな青空と新緑が撮れて満足している。こ

          5月連休中に撮ったポジ