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捨てたらもったいない食材の有効活用

義父から受け継いだみかん山のみかんやデコポンが、摘果で無数に落とされるのを毎年もったいないと思っていて、2年前の次男の事故を機に、食料不足で亡くなるお子さんが世界中にいる中、食べ物を廃棄することが耐えられなくなり、「命を救う」行動を始めました。

捨てられる摘果みかん

令和4年春、もったいない食材の有効活用を研究する「デコポン会議」を仲間と開始。デザートやドリンクを研究していたら同年冬、障害のある方と協働をめざす施設から声をかけていただき、以来、もったいない食材を使った薬膳説明付きランチメニューの紹介イベントを季節毎に、大阪府の「英」で開催しています。

お土産のお風呂用デコポン

今年の夏は摘果みかんを使ったランチやドリンクを紹介。次回メニューやイベント内容については、仲間と日々ラインで話し合います。

イベントの摘果みかん入り紫蘇ジュース

捨てたらもったいない食材を有効利用して貰いたい。社会福祉に尽力されている施設等へ摘果デコポンとみかんの寄贈に走る中、NPO団体HERBEさんと出逢い、デコポンのエッセンシャルオイルを試作していただき、9月のデコポン会議では、蒸留過程で出来たフローラルウォーターで少量だけど青デコポンスプレーが完成。

右:青デコポンスプレー

8月はSDGsの取り組みで大阪のスパワールドさんが、寄贈したデコポンでスチームサウナのイベントを開催され、夏の夜、仲間とデコポンサウナも体験できました。

デコポンサウナ

夏の楽しみの一つはデコポン風呂。疲れがとれ、香りに癒されます。

デコポン風呂

デコポンのフラワーアレンジメントも素敵で、SNSで活用法を発信中です。

デコポンのアレンジ

8月末。SDGsの取り組みに共感してくれた方々がデコポンを使うバスボム作りのワークショップを開催。イベントと素敵な出逢いが続き、充実した夏でした。

デコポンのバスボム作り

次男の事故で、何かをしたい気持ちは自分にはもう一生ないと思ってたけれど、みかん山、デコポンにエネルギーを貰い、デコポン会議の仲間や多くの方の愛と励ましで、今は健康増進の効果がある摘果みかん等を救い、SDGs実現に貢献したいと思っています。

元気をくれたみかん山

あまりにも多くの人に助けて貰った分、誰かにお返しできる人生を送りたい。捨てたらもったいない食材を有効利用し発信することが、未来のために今、自分ができることだと思います。

#未来のためにできること


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