全ての人に読んでほしい、逆境を越え、人生を導く「3つの真実」と「覚悟」について。
おはようございます!
今日は久々の読書感想文です。
本は読んでいるのですが、感想を書く時間がなく、
久々に面白いな!と思う本に出会ったのでご紹介です。
読めば、必ず人生が変わる本です。
「すべては導かれている」という考え方
こちらは、田坂さんという東大工学部出身で、理数系の考えを持っていた方が書いた本ですが、
内容がちょっとスピリチュアルである、というある意味珍しい、面白い本です。
田坂さんは関係ないのですが、理数系エリートがこぞってオウム真理教に入団したという話があったり、世界のエリートが新興宗教に走っているような報道がなされるのは、
実はどの学問も突き詰めるとそういった「大いなるもの」への思想が開かれる、ということなのかもしれません。
いまだに説明がつかないことは世の中にあふれていますからね。
(繰り返しますが田坂さんとオウムは関係ないですよ、理数系の先に神やスピリチュアルなものがいる、という話です)
私がとても感銘を受けたのは、著者が40年近く前に体験した大病を克服して知った、3つの真実。
1・人は必ず死ぬ。死ぬからこそ、生が輝く
2・人生は、一度しかない
3・人は、いつ死ぬのか分からない
今この一瞬を一生懸命生きないでどうするんだ、ということなのですが、
自分を振り返ってみれば、毎日「辛いわー」と言いながら過ごしているだけ。
やりたくもない仕事で、悩んで、病んでいる。
スティーブ・ジョブズも毎日鏡の前で「今日やることがやりたいことではなければ、変える」という趣旨のことを言っていましたが、
本当に自分がいる環境は、自分で自分にブレインロックしているだけで、
もっとよい生き方というのはあるのかもしれません。
人生が変わる、5つの覚悟
著者が考える。5つの覚悟というものがあります。
これを知るだけで、人生が変わるというもの。
このうち3つを紹介します。
1・人生は、大いなる何かに導かれている。
これを何度も読むうちに、「自分の小さいエゴ」が消えます。
神やアカシックコードと呼ばれる自分より上位の概念に、自分が導かれているのだ、と思うことで、
自分が悩んでいる小さいエゴが消える。
そして気持ちがラクになります。
こちらの本を読んで、私も気持ちが突然ラクになりました。
著者は、「導いてください」と常に祈っているそうです。
この考え方は、宗教の信仰などにも通じるものがあります。
自分という小さい殻の中にいる間は、ラクになれないのですが、
何か大きいものの存在を感じると、級に力が抜ける。
大自然に囲まれているのと同じような感覚ですね。
頭の中で考えるだけで、それが実現するのです。
アメリカに住んだ経験から、「大いなるものを思うことによる救い」は感じていました。
キリストでもアッラーでも、ブッダでもいいんです。
自分を超える大いなるものに導かれる感覚を持つだけで、本当にラクになります。
信仰は人間の生み出した、最良の知恵なのかもしれません。
わたしは宗教はありませんが、神様的な存在を信じており、
神様は自分なのだ、という考えを持っています。
なので、自分や神様なるものを満足させる生き方を目指しています。
人生の問題はすべて自分に原因がある
何か大きなものに導かれる一方、
2・人生の問題はすべて自分に原因がある
というのが第2の覚悟。
これによって、他人や環境に何かを押し付けることがなくなります。
覚悟を決める、ということ。
自分というエゴにとらわれないながらも、問題が起こっているのはすべて自分が原因となって生み出されているものだと考える。
それが人間としての真の強さである、と著者は言います。
いろいろな不運があっても、それを「ひきうける」ことによって、
人間は強くなる。それによって成長ができる、ということです。
さらに、第3の覚悟は
3・逆境を乗り越える叡智は、すべて与えられる
ということ。
自分が逆境を乗り越えるのではなく、
自分に何者かが逆境の乗り越え方を教えてくれる。
逆境の乗り越え方は与えられる。
私も、これまでの人生で、大学受験など、どうしても変えられない逆境については、
たしかに、いつも自分の測り得ないところから湧くように、クレーンゲームで引っこ抜かれるように、「与えられて」きました。
自分の中から湧いてくるのか、与えられるのか、
いずれにせよ、ものごとを引き受けていくなかで、その逆境を乗り越える叡智は与えられるものなのです。
この考え方は普遍的。
この3つの真実
1・人は必ず死ぬ。死ぬから生が輝く
2・人生は、一度しかない
3・人は、いつ死ぬのか分からない
そして、
1・人生は、大いなる何かに導かれている。
2・人生の問題はすべて自分に原因がある。
3・逆境を乗り越える叡智は、すべて与えられる。
といった覚悟。
これは、ボロ雑巾のように、馬車馬のように働かされる日本のワーママの心をきっとラクにするのではないか!?と思いました。
私は現に、「大いなる何かに導かれている」と考えると、ふわっと気持ちが楽になることに気づき、日々唱えています。
自分で自分の不運を引き受け、そして困難が与えられても乗り越えられる叡智は与えられる。
困難による答えは与えられる。
これを思うだけで、気持ちが楽になります。
そして、リーダーの心得
同じ著書のこちらの本も素晴らしい内容です。
リーダーとなるには、考え方を変える必要がある。
そして、リーダーの言葉は与えられる。
同じような思想です。
みなさん、リーダーは必ずどこかで苦労してきています。
その上で、信じる力のある、運のいいリーダーが成功するのです。
ひとことでいえば「考え方がすべて」。
そして、考え方とは、先に書いたような
1・人生は、大いなる何かに導かれている。
2・人生の問題はすべて自分に原因がある。
3・逆境を乗り越える叡智は、すべて与えられる。
これ、なのです。
私も、導かれていると思います。
そして、不幸は自分に原因があると思います。
それでも、大いなるものは私を育てようとし、叡智を与えてくれます。
なので、必ず道は開けます。
今、辛い環境にいる方。
この3つの覚悟を決めてみてください。
きっとラクになり、逆境を乗り越えることができると思います。
一度、本著も読んでみてください。
人生が変わるはずです。
皆さんの参考になれば幸いです。
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