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『その幸運は偶然ではないんです』J.D.クランボルツ

めちゃくちゃ雑に要約

将来のキャリアについてくよくよ悩むな!将来何になるか決める必要はない!
いつも学び、いつも挑戦し、いつも好奇心を持つ!
これでOK!道は切り開ける!

そういう生き方をするためのマインドセットとか具体的行動などが実例を交えていろいろ紹介されている

https://www.amazon.co.jp/その幸運は偶然ではないんです-J-D-クランボルツ/dp/4478733244


読んでみての感想

自分の身近な人に筆者のような考えの人がいなかったので、世の中にこの考えを発信している人がいたことにとても心を救われた。

「いつも学び、挑戦し、好奇心を持つ」をもっと意識したい
自分の人生を振り返ってみれば、高校受験、大学受験、就職活動を始め、ここぞ!という時は自分から動き、結果的に今まであまり話したことがないような人からの助言により、思ってもみなかった新たな選択肢が舞い込み、その新たな道を選んできた。今後は、普段の生活からもっともっと「いつも学び、挑戦し、好奇心を持つ」を意識してチャンスを増やしていきたい。

振り返る力・学ぶ力をもっと高めたい
せっかくの経験もなんとなくで終わらせてしまい、貴重な学びの機会を見逃してしまっていることが多いかもしれないと本を読んで感じた。この経験から何を学んだのか、自分が何が好きで何を嫌いと思うのか、なぜ楽しいと思ったのか、なぜうまくいかなかったのか…なんとなくの感情で終わらせずに、もう一歩踏み込んで言語化し、よりよい学び・経験にしていきたい。

自由であることをを楽しむ
本の中にあったこれらの言葉も素敵だと思った。

・「キャリアの目標を持つことの大切さが間違って受け止められているのではないだろうか。自分に最も合う唯一の職業を探すよりも、自分の幅を精一杯広げることのほうが大切だ」(カナダのナショナル・キャリア・サービス元代表スチュワート・コンガー氏)
・「大きくなったら何になりたいかなんて、まだ決めてないよ。」人生そのものがひとつの大きな実験だと言う人もいる

自分は昔からいろいろ経験してみたいと思うタイプだった。学生時代まではこの考え方は歓迎される傾向にあるが、社会人になると一変。明確な夢や目標を持っていたり、専門性を持っていて何かが突出している人がすごい人みたいな風潮があるように個人的に感じている。夢や明確な目標がある人、何かが突出してできている人が羨ましかった。だけど、自分の考え方・生き方にはなんかしっくりこなかった。この本を読み終えた今思うことは、夢がない人生は裏を返せば自由ということ。何にも固執しなくてよい。完全にオープンな状態だということ。

いろいろな経験をして自分のできる幅を広げながら、自由を謳歌したい。自分らしい良い人生だったと死ぬ前に思える生き方にしたい。


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