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食べ物と想い出

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食べ物にまつわる想い出話まとめ
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#大学生

もう一切れのアーティチョーク・ピザ

もう一切れのアーティチョーク・ピザ

口に入れた瞬間、「ああ、今ニューヨークにいるんだな。」と気づかせてくれる、最高に美味いニューヨークのピザ屋がある。

トロントから1時間40分のフライトでニューヨークの寮に戻り、そのまま寮から7分歩いて、アーティチョーク・ピザのドアを開ける。目の前にピザがずらっと並び、隣のカウンターにお客さんが列をなしてどんどん注文していく。僕もその場に並んで、ピザを2切れ頼んだ。

つい数日前、友人の招待でテク

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人生初の、教授のオフィスアワー。部屋に入るとチョコレートはいかがと声をかけてくだる。干し葡萄入りでほんのり甘い。「時間が経てば、いろんな人種の友達はきっとできるわ」と、長く人種を研究する教授の言葉も同じ味がした。帰り際にも勧められたが、他の学生ために食べずに残しておくことにした。

食べ物は想い出とともに

食べ物は想い出とともに

ニューヨークに来て3ヵ月、日本の食べ物が恋しくなるときがたまにある。でも実は、ほんとうに恋しいのは食べ物ではなく、食べ物とともにある想い出だったりするのだ。

自粛期間中に家でよく作った、アンチョビのクリームペンネ。在宅リモートワークで、朝から晩までZoomでミーティングをしていたので、12:00から13:00の1時間のお昼休憩で作り、家族と食べた。時間がないので材料は前日までに揃えておく。フライ

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