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【短編】恋模様(2年1組)

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同じ教室で過ごす18人の高校生たち。 それぞれの日常を1話完結で描く。短編恋愛小説集。
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#短編

スニーカー(恋模様2年1組#2)

出席番号18番 矢上ショウヤ 「おい、ショウヤ」 「悪い、また明日」  俺は、カズマの呼びか…

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プレイリスト(恋模様2年1組#3)

出席番号16番 蓑部マイカ 「ごめん」  スマホに送られてきた返事は、たった3文字だった。…

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佐々木さん(恋模様2年1組#5)

出席番号12番 瀬戸リュウキ   周りはなんだか騒がしい。カズマとマイカは最近ぎこちないし…

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天使か悪魔か(恋模様2年1組#8)

出席番号6番 河合ヨシト 「はい、集合!」  部員はたったの7名。僕は、卓球部のキャプテ…

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偽りのプレゼント(恋模様2年1組#9)

出席番号7番 紀野カエデ  私はずっと、言えないでいる。  腕についた傷は、ミツキのせい…

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瀬戸くん(恋模様2年1組#10)

出席番号8番 佐々木ヒカル   文化祭の実行委員。そういう役割は決まって私にやってくる。壇…

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押せないインターフォン(恋模様2年1組#11)

出席番号4番 江森カイト 「相田は、まだ出てこないのか」  先輩の声に、僕は足を止めた。先輩は月に数回だけ、大学からコーチとしてやってくる。 「えぇ、なんだか体調が悪いみたいで」 「そうか。残念だな、あいつも結構いい線いってたんだけどな」  あの日、僕は相田を傷つけた。ファミレスでの僕の言葉が、相田の何かを壊してしまったのは確かだ。 「気にすることないんじゃないの?」  リカは、そういっていつも僕を慰めてくれる。 「それより、今度のテニスの練習試合、カイトの高

ファインダー越しの涙にキスを(恋模様2年1組#12)

出席番号17番 森藤サイカ  ただ、海に行こう、その一文で私は、学校を抜け出した。多分、周…

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