見出し画像

湖と山の絶景!榛名山 (2022夏)

8月中旬。
「ああ~おいしい空気吸って、いい景色がみたいな…。
 コースタイムが短めの山ないかなぁ。」
と、スマホで〈初心者 登山〉を検索していると見つけました。
群馬県高崎市にある榛名山(はるなさん)!

榛名山は“上毛三山”のひとつ。
ちなみに、群馬県出身の人に榛名山というと、
小学校の運動会の組み分けにこの上毛三山の名前を使っていたそうです。

※上毛三山(じょうもうさんざん)とは、「赤城山」「榛名山」「妙義山」の三つの山をいう。“上毛”とは群馬県を上毛野国(かみつけぬのくに)といった古語から出た地名。上州(じょうしゅう)という呼称とともに用いられる。

今回は、榛名山の最高峰 掃部ヶ岳(かもんがたけ)と、榛名富士に挑戦しました!
その前に美しい榛名湖の写真。

榛名湖から望む榛名富士 と、スワン

硯岩・掃部ヶ岳

高崎市営無料駐車場から道路沿いに少し登ると、お手洗い小屋。
その先に登山口あらわる!

登山口

さあ、登っていきましょう。さいしょは木の根の道を。
そこまで登りづらくはないです。

森林浴〜

15分登ると、分岐点に。
硯岩からの景色が最高みたいなので、まずは近い硯岩へ!

分岐点

残り100mでしたが、段差が高く、手をつかってよじ登りました。
するとなんとそこには、すごい絶景!!!

硯岩から見える榛名富士と榛名湖
硯岩 標高1,251m

ただ、岩のあちら側は、断崖絶壁でなかなか際まで行けず。
けっこう怖くて腰がひけてしまいました。
(ここで持ってきたおにぎりを食べようとしましたが、落ち着かなくてやめました。)

岩の向こうは、断崖絶壁です

次は掃部ヶ岳の山頂を目指します。分岐点まで戻り、
少し歩くと、笹がわさわさ。掻き分けながら歩きました。服装は笹で肌が切れてしまうと危ないので、長袖長ズボンがよいと思います。

掃部ヶ岳 までの道

それと横木の階段が整備されておりますが、階段というよりも、公園にあるタイヤの遊具のようにバランスを取りながら横木の上を一歩ずつ滑らないように登ります。

この笹道がまあまあ続き、途中にベンチなどはないので、
ちょっと心が折れそうにながら…。

途中、山頂かな?と思う場面に出会いながら…。

まだ山頂じゃない、、けど綺麗


山頂ー----------!!!!!!

掃部ヶ岳 山頂からの景色
山頂標識 掃部ヶ岳 標高1,449m

標高1,449 m、日本二百名山、群馬百名山、上毛三山。
硯岩から掃部ヶ岳の山頂までは45分で来れました。
榛名湖からの総合タイムは1時間15分です。

時間的にはそこまでですが、笹の道に苦労したため、
けっこう疲れてしまいました。
頂上には岩がある程度で、ベンチはなかったです。
虫も多く、またもやご飯を食べることは諦めようと思いましたが、
あまりの疲れにパクリ🍙やっぱり食べると元気がでます。

アゲハチョウ
大亀の木
ダイコンソウ

榛名富士

掃部ヶ岳下山後、車で湖を半周分移動し、榛名富士ロープウェイの駐車場に向かいます!
…そうです、自力では登らず、文明の力を借りることに決めたのです。

往復ではなく、片道大人450円を支払い、1時間かけて登るところを
2分50秒で登ります♡

ロープウェイ柱脚 武骨な感じがかっこいい
ほぼ山頂の景色

ロープウェイの山頂からさらに先に道が続いていますので、行ってみることにします。


さらに上へ 整備された歩道
富士山神社の鳥居
富士山神社からの景色

登った先には富士山神社がありました。
またロープウェイのほうに戻るときれいなお花たちが。

松虫草(マツムシソウ)
下野(シモツケ)
黄苑(キオン)
小鬼百合(コオニユリ)
牡丹蔓(ボタンツル)

さあ、下りは自力で行きましょう。
笹はありますが、掃部ヶ岳よりは道が露出し歩きやすかったです。

榛名富士 登山道

30分くらいで、登山口の入り口へ。

榛名富士 登山口
下からみた榛名富士

あ、これを登って…ではなく下ってきたのかという謎の達成感!

榛名湖 少し紅葉した木

ゆうすげの道

ゆうすげの道

帰りに夕方に咲くという、ゆうすげを見に行きました。

夕菅(ユウスゲ)
苗代苺(ナワシロイチゴ)

伊香保温泉街

近くに有名な伊香保温泉があるということで、もう日も暮れ始めましたが、ちょっと寄り道。

I love IKAHO
夕暮れ、お店は閉まっています
伊香保神社
ライトがいい感じ
階段からの景色
千と千尋の舞台となったと言われている?お宿

今度は、温泉入りにこよう(⌒∇⌒)
榛名山、とても綺麗でした!湖もあり、たーんと自然を満喫できました。

榛名山(掃部ヶ岳):山歩き感想

  • 短時間の登山で絶景に出会える(特に硯岩までは登山口から20分程度だった)。

  • 掃部ヶ岳までは笹が生い茂っているので長袖長ズボンがおすすめ。

  • 時間は短くとも休憩が取りづらい道だったのでメンタル大事!