コミュニケーション講義 陰から支える視点
さて、皆さんは
コミュニケーション能力についてどうお考えでしょうか?
世の中で生きていくためにはコミュニケーション能力というのが重要だと思っている方々に今宵は私の講義を雑にいうならばただの私見をお教えしたいと思います。
コミュニケーション能力というのをまず分解して考えると私は
自己のモチベ
チューニング能力
この2つが大事だと考える。
現実的な話をすればもっと沢山の要素に分解できるとは思うがそれはこの話を聞き終わったあと皆さん自ら考えていただいて見つけていただけたらと思います。
さてまず1つ目の最もコミュニケーション能力において大事だと思う
自己のモチベについて話そう。
コミュニケーションをするにあたりまずどんな話をしたらいいか分からないという話をよく聞きます。
このコミュニケーションの方法探ろうと考えてる時点で自己のモチベという観点からは前進していると言っていいでしょう。
私の個人的な話ですが何を話したらいいか分からないと思っているときには何を話したらいいかわかんないという気持ちが入った話の始まりかたをすればいいのではないかと思う。
具体例を出しましょう。
Aさんは初対面の人とどういう会話をします?/
僕、こういうとき何から話していいかすごく悩むんですよね。
こんな感じである。
最初の質問だけで話は始めかたとしてはいいと思うし、悩むんですよねという自分の気持ちを添えた文を加えることでちょっとした自己開示と悩んでるという相手に対してのちょっとした期待してる感と単純に会話が上手くないというカミングアウトをこの言葉を添えれば伝えることができる。
特に会話上手くないとかいう情報を相手に先に伝えるとその後の会話が上手くいきやすくなる。
会話の中における違和感の理由を先に教えているからだ。
さて色々いったが根本的に言えば話始めるきっかけを作った時点で自己のモチベという観点で大きな一歩を踏み出したといえるし、その一歩を踏み出せるようになった時点でコミュニケーション能力について悩むことはない。
自己のモチベというのはコミュニケーション能力という観点において最も大事な要素であるからこれさえ出来ればコミュニケーション能力における他の能力はおまけと言えよう。
初対面のときにおける自己のモチベという話をしたがそれ以外での自己のモチベについて話そう。
そもそも自己のモチベとはコミュニケーションをとろうと思う気持ちのことを言っている。
話しかけるといった実際に行動をすることや話しているとき気持ちの高めかたもしくは保ち方、次に話そう思うチューニングの話にも繋がるが、関係の構築の持続などに深く関わり
会話のテクニック以外の全てにおいて自己のモチベは関わっている。
会話のテクニック自体には関係ないが、会話のテクニックを使おうとすることには関わっている要素である。
つまるところ私の考えではコミュニケーションにおける悩みのほとんどはこれであるといえる。
例を出した。初対面のときはテクニックを少し入れたものであるが根本的には
私、Aさんと話したい
なんていう突拍子もないことから始めて問題はない。この場合にはテクニックも何から話したらいいか悩む必要もない。
コミュニケーションについて悩む人たちはどうやったらいいと方法論を聞きがちである。
しかしコミュニケーションは方法論を使ってやるものではないというの念頭に置いといたほうがいいだろう。
さて次にチューニング能力の話をする。
いわゆるテクニックと言われるものの殆どはここに該当するものである。
先の自己のモチベという話の中でコミュニケーションにおいてテクニックは重要ではないという話をしたが、なぜこの話をするのか、この話を聞く意味を最初に話しておく。
コミュニケーションにおけるテクニックというものは基本的には礼儀とか気遣いが必要なときに使うものである。
この場合の礼儀の定義は自分は仲良くしたいとかコミュニケーションとりたいとかをしたくないもしくはどっちでもいいと思っているが何らかの外的理由でしなくてはいけないしなきゃいけないことになるだろう思われるシチュエーションことである。
気遣いの定義はコミュニケーションをとったほうが物事が円滑に回るなどのグループにおける貢献的なことと話しかけてもらったのできちんとした対応しようとする返報性的な気持ちで使われるものである。
どちらも仲良くなることが第一目標に来てないことを留意していただけたらと思う。
チューニング能力とは簡単に言えば話を合わせることである。
この話を合わせるという言葉の中にも様々な意味を内包させているのでチューニング能力というのがどういうのかを具体的に説明する。
話を合わせるということを聞いて最初に思い浮かぶのは話を聞くことだと思う。
話を聞くこと、それだけでも技術的なことはたくさんある。
まず話を聞くときの姿勢、身体を相手に向けているか特に足先が相手の方に向いているかはこちらの心理的にもかなり重要であるので気をつけていただきたい。細かいことをいうとこちらの視線とか身振り手振りとか重心が前の方にあるか後ろの方にあるかとか私を気づいてないかもしれないところで気をつけられる点はたくさんある。
話を聞くときだけれどただ聞いているだけだと聞いてないんじゃないかと思われるので相槌をするのだけれどここで大事なのは話している話題によってテンションを変えること、次に自分だけが話していると相手がこちら側に気を遣わせないようにこちらの感想とかをいれることが大事である。経験則になるが3:7ぐらいの割合で自分が話している時間と相手が話している時間になるといい。自分の話をするときは否定からは始めないことは留意していただきたい。結論で相手を否定するようなニュアンスをいれるのは関係性によっては悪くないがその場合でも否定から入るのは基本的にはやめたほうがよい。肯定的に話しを聞くのが無難である。
話を聞くことにおいて会話のテンポというのも大事である。自分の感想を話そうとして無意味に時間を使ってしまうのは話を聞く上でマイナスである。深く考えずに適当に喋れることとよく聞かれることにはあらかじめ自分の中での返答を決めておくと良いかもしれない。あと考え方として覚えておくといいのは会話の内容なんて基本的にはどうでもいいということである。もちろん内容を覚えておくことはプラスに働くのだがそれは後の話しで語ろう。とりあえず適当に話しをしてもいい理由づけにこの考えは知っといてほしい。
さて話を聞くことについて話してきたが次は話を広げることについて
話を広げるは基本的に2パターンある。
1に喋ってない人に話を振って仲間外れ的なひとを作らせないようにすること
2に喋っている人の話を聞いて言葉や感情を引き出してあげることである
1の話を詳しくするとさっきの話の聞くときの自分の感想をいう場面で他の人はどうと聞くだけである。単純にするとこれだけのことなのだけれど複数になると自分でコントロールできない要素が増えてくる。
会話のテンポ、他人の興味や関心である。
会話のテンポは自分ではないのでコントロールできないなのでテンポが悪くなってしまう可能性が含まれている。興味や関心もこちらではコントロールできない自分が話しているときは話したいことを話しているが他の人が話しているときその話に興味や関心が持てるかはこちらではコントロールできない分野になってくる。
1の場合の話を広げるは気遣い的な部分が多くあるので相手に主導権を渡してから相手の話が終わったときどういう方向に話をもっていくかを先に考えておくことが重要である。
2の場合の話をする。
2の場合を話を広げるというカテゴリーにおいたがより分かりやすくいうならば関係を深める、仲良くなるための会話の仕方といえるかもしれない。
単純な話であるが相手が好きなことに興味を持つことや好きな話の中でよりどういうのが話たいかを見極める能力でありチューニングという呼称に最も当てはまることであるだろう。
最後に関係を作るということについて話そう。
先に話した相手の話を引き出すという話に関係するがこの場合は相手と一緒にいないとき相手が好きなことを知ってみようと思えるかそしてそのための行動をするかというのが第一にくる。
関係を作るにあたり相手のため何かを実際にするのは大変大事なことである。
こちらが関係を深めようと思い実際の行動でそれを感じられたとき関係の進展がはじまるといえる。
関係の進展には自分の意思を伝えるという過程も必要になってくる。
というより今まで教えてきたことは相手に対してあなたが何かをすることを教えてきたがあなたに対して相手が何かをしてくれるようにしなければならない。
関係というのは平等ではなくとも偏りが少なくなければ成立しないものである。
関係を作るということは自己のモチベとチューニング能力のどちらもがかなり重要になってくる。
関係を作るのは関係を持っている限り仲良くするための意思と仲良くするための注意点がひつようである。
最後にコミュニケーション能力における考えとして持っておいたほうが良いものを教えておく
コミュニケーションにおいて上手くいくかは交流する人たち全員の能力が必要である。
それは一対一で話すなら1人だろうし、複数人で話すならばその分1人1人にコミュニケーション能力の責任が課されてるといえる。現実的にはそんなことはないがそう考えてくれるといいという話である。
つまり
コミュニケーションについて1人で悩む必要はないし、コミュニケーションが上手くいかないと思う人が絶対的にあらわれる。
それが普通で当たり前である。
なぜ当たり前か?
という話を次回に用意しながら
今回の話はここで終了したいと思う。
続き
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