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はじめての麹づくり③:やっつけ仕事ですが進みました

はじめての麹づくり、いそいそと取りかかったものの、困ったことになりました。
一晩、お米を水に漬けて、翌朝お米を蒸すはずが、
朝起きたら食中毒ならぬ自家中毒になってしまったのです。

「自家中毒」とは子どもの頃から私がこの症状をそう呼んでいるだけで、ご存じのない方に説明しますと(知っている人がいるとは思えませんが(^^;)いわゆる偏頭痛のひどい症状です。

さてさて、朝起きて、水に漬けていたお米のことが気にかかりながら、ベッドの中で偏頭痛で起き上がられないまま数時間がたち、お昼になりました。

お鍋にお米を入れたまま一晩置きました。
この暑さで勝手にお粥になっていそう。

その日の東京は35度に達するのではないかと言われるほどの猛暑。
お米が水の中でゆだってしまう、いやいや腐ってしまう、と気になって仕方がありません。

重い身体をズルズルひきずって台所へ。
お米を蒸す作業に入ります。

いやいや、その前にお米の水切りをしなくてはなりません。水切りはしっかりと。
表面がべたつくと蒸しむらができるとのこと。

はあ~。準備段階が長い。

第二段階:お米を蒸す

1時間ほど水切りをして、ようやく「お米を蒸す」段階に。

何でもかたちから入る私は、本当はこんな蒸し器がほしかったのですが⬇️、お値段も1万円を超えるので、今回はまず家にあるもので試します。

せいろもピンキリです。高価なものは2万円近く、
シューマイを蒸すせいろは千円でもあります。

とりあえず家に大鍋と金属の蒸しプレートがあるので、このプレートに布巾をひいて使いました。

「蒸しプレート」という名前があるんですって。

強火で50分蒸すとのことだったので、とりあえずお米を蒸し始めます。

蒸しあがったら、米粒を指でつまんで硬さを確認。弾力性のあるグミみたいな状態が理想的だそう。

このあたりの確認は、今回はきわめてテキトー。
おまけにしんどすぎて記憶もありません。
「とにかく先へ進めちゃえ!」の気持ちしかなかったような。

第三段階:お米に麹菌をつける

お米蒸し上がりました。

とにかくここまでこられてよかった。
いよいよ、「本格的な麹づくり」っぽい工程に入ります。

蒸したお米に麹菌(種麹と言います)をつけるのです。

麹菌はこんな白い粉状のもの。

あやしい粉に見えるかも(笑)

蒸しあがったお米を布巾の上に広げて、バラバラになるようほぐします。

お米はできるだけバラバラになるよう広げます

スプーン小さじ一杯の種麹を振りかけて、さらにお米を混ぜます。

混ざったら、お米を一箇所に集めて山のように盛り上げます。
集めることで麹菌の密度が増して活性化するのだそうです。

あいにくこのあたり写真はありません・・・

お米の山をつくったら、てっぺんに不思議なかたちの温度計(片方にデジタル目盛りがあり、片方はセンサーになっている)を差します。

これは保温後の写真ですが、
こんな感じで温度計を差して温度管理をします。

そして、布巾でお米の山を包み込み、巾着のようにギュッと絞って保温準備オッケーです。

次はいよいよ

さて、いよいよ麹菌を成長させる一番大事な工程へ。
こんなやっつけ仕事で麹ができるのか。
不安になりながらも、続けます。
(つづく)



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