田ケ原類

散歩や自転車に乗りながらぼんやり考え事をします。 最近、自転車のカギを無くしました。ま…

田ケ原類

散歩や自転車に乗りながらぼんやり考え事をします。 最近、自転車のカギを無くしました。まだ見つかっていません。

最近の記事

激辛喫食と未来志向の自傷行為

 辛いは、旨い。  一理あると思います。  私も次の日のおなかが不調になると分かっていながら、辛いものを食べてしまうことがあります。  お腹の調子が悪くなることを承知の上で、辛いものを食べる。  これは自傷行為に近いものでもあります。  以前、辛い物好きはマゾヒズムの変人、変態であるなどという暴論を目にしました。  理屈としては、辛いものを食べると、消化管へのダメージ、痛みの緩和のためにエンドルフィンが分泌されて、鎮痛と快感を得ることできる。これが、マゾヒズムと同様の構造だ

    • 泣いたりするのって日常じゃない?

       昨日泣きました。寝る前に「愛」について考えて、上手く言語化できないままに、連綿と続く命の中に愛はあるという結論を得て、泣きました。  一昨日も泣きました。友人に紹介された「シオリエクスペリエンス」を読んでいて、どの巻も感動して泣きました。個人的には青島すばる先生は最高に信頼できる。  三日前も泣いていた気がします。ノクチルの「いつだって僕らは」の歌詞を噛み締めて聴いていたら、涙が止まらなくなりました。シャニマスはストーリー思い出すだけでいつでも泣けてしまうから危険。  そ

      • 医療×建築の可能性はあるか?

         少し前、テレビで高齢者施設に於いて発生したコロナの疑いありの患者の隔離の映像を見た。  その映像では、隔離に使う場所を窓がある場所を選び、換気できるようにしていた。  当たり前の光景にはじめは思えた。しかし、そんな配慮ができない施設も多く存在するはずだ。  そこで、医学的な視点から医療提供施設を考え、事態、状況に応じての機能構築に流動的自由度を与えることは可能だろうか?その際に必要な知識は、やはり建築か?などと考えていた。  私の狭い世界、見識では正直そんなことしばらく起

        • 死んだら畑に埋まりたい

           20代です、まだ死にません(予定)。  でも、死んだら畑に埋めて欲しいです、着衣剥ぎ取っただけの状態で。  近年、埋葬の形は多様化しているように感じます。  個人的には樹木葬はいい形だなと思います。  もっと広く視野を持てば、様々な宗教や歴史の地点ごとに様々な埋葬、遺体のあり方があります。  個人的には鳥葬、良いと思います。自らの体が何者かの糧になるのは循環している気がして今の私の感覚にハマります。  風葬もそのあり方に魅力を感じます。雨風に晒されて、時には動物に食われた

        激辛喫食と未来志向の自傷行為

          部屋が汚い人は優秀な人かもしれない

           私の部屋はある程度綺麗で片付けもできますが、父は全く片付けができない人です。父の部屋の汚さを見ているとどうにも頭が痛くなってくる気がして、私は片づけを頑張ろうと生きてきました。  部屋の汚さは、視覚的ノイズになる、というのが私の考えで、ノイズが大きいとどうにもイライラしてしまったりするので、それを極力減らすことで自分への負荷を減らそうとしてしています。  しかし、部屋が汚くても普通に生活できている人は沢山います。  そこで私が思ったのは、その方々は脳の処理能力が高いのでは

          部屋が汚い人は優秀な人かもしれない

          学校の先生が短い時間で働くためには?

          前置き  まず、先に断っておきますが、私は学校教育の実情や、労働環境についての知識は持ち合わせておりません。  これから書くことは、何も知らない素人がどうすれば先生の仕事を減らせるか、晩御飯を食べながら考えた事です。 同じ教科書  私が今までお世話になってきた先生方や先生になった友人がよく言っていたのは、授業の用意、という仕事でした。  高校までの学校は、基本的に同じ教科書で異なる先生方が授業を行うものだった記憶があります。  そして、 「あの先生は教え方がうまい」 「あい

          学校の先生が短い時間で働くためには?

          夜と幽霊について考えてみたよ

          ※注意 これからする話には何の根拠もありません。私の独自意見です。 決して信じてはいけません。話四分の一くらいで読んでください。 はじめに   『幽霊とは、夜に現れるものである』  これは多くの日本人、もしかすると世界規模で共通認識かもしれません。  実際に幽霊の目撃談、体験談は夜が9割といっても過言ではないでしょう。統計は取っておりませんが。  しかし、なぜ夜なのでしょうか?  仮に夜に亡くなった人、あるいは夜が好きな人が霊となって現れるのであれば、なんとなく納得できそう

          夜と幽霊について考えてみたよ

          なんちゃって学際研究?分子進化論料理

           親子丼という料理がある。皆さんもよく知っているだろう。  鶏肉と卵だから親子というわけである。実に分かりやすく、そして旨い。  では、次は別の料理を紹介しよう。  たらこマヨネーズだ。もしかするとこれは料理といえない代物かもしれない。  作り方は簡単だ。適量のたらこに適量のマヨネーズを混ぜるだけだ。  おにぎりの具やパスタなどによく用いられる印象だ。これも旨い。  ここで一つ考えを巡らせてみよう。  親子丼というとき、その鶏肉と卵は同じ遺伝子から合成された物質からなってい

          なんちゃって学際研究?分子進化論料理

          医療費削減について、論を飛躍させて考えてみた②

          前回の医療費削減について①、の内容を簡単にまとめると、 ・予防的視点を獲得することが医療費の削減につながる。 ・健康な状態で予防的視点を獲得させるべきである。 ・それを可能にするための「教育医療」。 ・「教育医療」を実現するために3つの必要事項がある。 このような話を書いていました。 今回は「教育医療」実現のための必要事項の一つ、「予防医療教育の導入」について考え、書いていきます。 まず、一つ質問をしましょう。 『あなた自らがどうやって生きているか説明してください』 こんな

          医療費削減について、論を飛躍させて考えてみた②

          医療費削減について、論を飛躍させて考えてみた①

           医療費問題。  この言葉を聞いただけでも、だれもがおぼろげには内容が分かる程度には当たり前。  私はそう感じてしまうほど、この問題は常態化している気がします。  そもそも医療費は、医療が高度に発達すればその分だけ増大するという特性があるといわれています。  これは一般的な製造業などとは異なる点であり、技術革新、効率化の多くが低コスト化に繋がらないということです。  むしろ、技術革新、研究によってもたらされた新規技術、新規物質が先端医療として、高コストを強いるということはあり

          医療費削減について、論を飛躍させて考えてみた①