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すばらしいお母様:「どこの入塾テストを受けても算数はできていました!どこにするか絞らないと。笑」

小2生徒様のお母様から、
『いろいろな入塾テストをたくさん受けてみたんですよ。
そしたら算数はとても点数が良くてびっくりです!でも国語をがんばらないといけないんですけどね。笑
どこに通おうか選択肢が増えてなんだかうれしい悩みです。笑』

温かい日差しの下で、笑顔のお母様からご報告を受けました。

しかし、
ほんの4か月前には
『順調に算数が得意になっているのですが、九九があやふやな部分があるようで心配です…』
とご相談をいただいていました。

小2男子はどのようなお子様?

初めて塾にいらした時、小1になったばかりだった生徒様は学校の算数を学び始めた時期でした。

それから20か月経過し、ちょうど小3~小4の1学期で習う計算に取り組んでいるところです。
計算力は26か月目、暗算力は26か月目(※1)のレベルに到達しています。

計算力:26か月目
・234-28=
・42×8=
暗算力:26か月目
*かけ算・わり算は暗算力が31か月目に到達しています。
・30+6+4+5=
・23×3=
・12÷3=

計算力とは、計算の解き方を知っていること。
暗算力は、身につけた計算の解き方を使って暗算で(筆算せず)解けることを指します。

(※1)週に2時間の授業でどんな計算ができるようになるのか
「絶対できる!暗算力一覧表」で、親御さんにお約束しているものです。

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『順調に算数が得意になっているのですが、九九があやふやな部分があるようで心配です』

自転車でお迎えにいらしたお母様からご相談をいただきました。
手袋なしでは手がかじかむほど寒い日でした。

かけ算九九を小学校で習うのは小2:2学期以降です。
国立・私立・公立問わず同じ時期に学びます。

計算塾では一覧表で言うと25か月目に2桁×1桁の計算に入るので、
その時までに九九表を見ながら声に出し慣れていきます。

ただ、小2男子の生徒様はもともと暗記をさせられることが得意ではない
(丸暗記に意味を見出せず苦手)という特性を持っていました。

そのためお母様とお話させていただいた時に
かけ算九九の理論からアプローチしていくことをお伝えしました。

九九の持つ意味や考え方を先に理解させていく方法です。

例えば
2×3=6
2(のかたまり)が3個あるということなので、
2+2+2=6
になること。

を最初に理解します。

そのうえで
2×6=12は、
2+2+2+2+2+2=のように
暗算をして答えを出していきます。
(計算塾に通われている小2の生徒様は全員暗算力がついているため
1桁の数字を5個・6個と続けてたし算ができます)

ですので、2×6のように理論から学ぶことが可能です。

暗算力があれば、最初はかけ算九九を丸暗記できていなくても
かけ算九九の意味や考え方から入り答えを出せるようにしていくことで
自然と暗記もしやすくなります。

この手法により、学んでいたかけ算九九の理論と暗記が結び付いていき、
生徒様はかけ算九九はもとより
2桁×1桁もサッと答えを出せる実力がつきました。

小2男子のお母様はどのようなお人柄?

お母様は働いており忙しい方です。

体験レッスンの時には
『算数もやればできるのですが、家では集中力がないのでこれからが心配です。本人に合う勉強法や環境で算数を好きになって得意になってほしい。そして自信を持ってほしいです。』
と話してくださいました。

続けて、
『実は幼稚園の時にはプリント学習をしていたんです。でも家での宿題が多すぎて…。
正直私も働いていて時間がないし、親子で「やらないといけない」という義務感になってしまい、「なんか違うな」と思いやめました。今はとにかく楽しく学んで好きになってくれればという思いです!』

と、算数へのお考えを話してくださいました。

今日の授業の様子をお伝えしたところ、
『最初はこの子が本当にかけ算九九をできるようになるのか心配でした。でもここ(計算塾)だとちゃんと進めているんですね!九九は全然間違えなくなりました。苦手にも思わず楽しく勉強し続けていることに感謝しています。』
と、うれしいご感想をいただきました。

そして
『ここでのお友達との会話とかをポロっと話してくれることがあるのですが、(国立・私立・公立・インターなど)たくさんのところからお子様が通っているので
学校では知り合えないお友達と仲良くなっていて、良い刺激をもらえているなと感じています。ありがたいです。』

と、環境面についても話してくださいました。

楽しい=計算の仕組みや数字に興味を持つこと!

一般的に楽しいというと
お友達と一緒にいるから楽しい!とか、テーマパークで遊んでいて楽しい!という一過性の楽しさを想像する方が多いのではないかと思います。

しかし
算数や計算のお勉強で「楽しい」という気持ちは
一過性の楽しさとは異なります。

お子様が計算の仕組みや数字に興味を持ち
おもしろいと思うことで楽しくなり学んでいけます。

お子様が計算や数に興味を持てるように
計算塾が様々な工夫をするのは当たり前です。

そのうえで
「計算がおもしろい!だから楽しい!」という気持ちになったお子様が
その気持ちを継続できるようにと考え、
お母様が「楽しむ」ことに重点を置いたお声がけをされていることにすばらしいと感じました。

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うれしいご報告をいただいてから数週間して、
東京でもちょうど桜の開花予想が発表された頃、
お母様から『学習塾を決めました!』とご報告をいただきました。

『一番上のクラスでスタートできることになりました!
これからこの子がやりたいことや何かを選ぶとなった時に選択肢は多い方が良いと実感したので、
今後も算数は計算塾をメインに続けていきます。これからもよろしくお願いいたします。』

やわらかい春風を感じながら、お子様が乗り越えてきたかけ算のお話をしたり、お母様のご感想などを伺うことができました。

そして、また1つ学年が上がっても一緒に乗り越えていく機会を
いただけたことが私もとてもうれしかったです。

これから学年が上がり、本格的に受験をしよう!この中学に通いたい!と決めたときには、
今すでに持っている暗算力を塾の勉強やテストで実践で使えるレベルに高め、暗算力を持っていないお子様より優位性を持って臨める状態です。

改めて、これまでと変わらず私たちがお子様の暗算力をお約束することで
ささやかではありますがお母様の安心の下支えができるとしたら光栄なことです。

***最後までお読みいただきありがとうございました!***
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