見出し画像

保育園選びで重視したこと

働く親にとって保育園は生命線だ。
激戦区域のため、基礎点満点(フルタイム勤務)でないと入園も登園継続もできず、保育園通いを維持するために(勤務証明書を維持するために)働いていた側面も否定できない。

そのくらい、保育園の設備とイベント、栄養と季節感を取り入れた給食、保育のプロの保育士さんの存在、お友達との関わり、全てがありがたかった。

保育園を3園ほど経験して、保育園選びで重視したこと、重視して良かったことがいくつかある。


園庭の有無

最初から園庭がある保育園に通っていたら、わからなかったかもしれない。

園庭があることがどんなに大きいか。

園庭がない保育園に通園していた頃、徒歩数分の場所に公園がありますと言われていたが、乳児幼児連れなので当然移動に大人の倍以上の時間と労力がかかり、暑過ぎたり空模様が怪しかったりすると移動中止になったり、保育園のスケジュール的に時間の制約があるため、思う存分に外遊びできているとは言えなかった。

また、運動会を場所を借りて行うため、準備にも制限があり、当日乳児だった我が子は慣れない場所で大泣きし、夫が海老反りの娘を抱えて走ることになり、全く良い思い出にならなかった。

園庭のある保育園に転園後は、毎日のように安全な園庭で走り回り遊び回る時間があり、運動会や夏祭りなどのイベントもいつもの場所で十分に準備して行え、息子は季節の草花や虫を発見した報告を楽しそうにしてくれた。

家からは最寄りではなかったが、自転車の後ろに乗せて、前後で同じ風景を見ながら話す時間は貴重だった。

イベントの多さ

公立ではなく私立の保育園を選んだからというのもあるだろうか。
季節ごとにイベントがとても多く、親子共にとても楽しめた。

運動会で年長時にリレーや組体操をやったこと、学芸会で衣装を着てダンスや合唱、合奏をしたり、劇をやったこと、鼓笛隊の演奏をして市内を歩いたこと。全てがとてもありがたく、良い思い出になっている。

給食も園内で用意するほどの大規模な園を選んだのも要因だったのかもしれない。

保育士さんとの繋がり

最初にお世話になった保育園は園長から保育士さんまで、流動性が高かった。
それと比べて、最後にお世話になった保育園は、辞めた先生も各種イベントや卒園式に顔を出してくれる方が多く、園長と主任は5年以上ずっと変わっていない。
卒園後も遊びに行くと見知った先生と会える。
そんな温かい雰囲気の中過ごした息子は、卒園後の今でも保育士さんとの繋がりがある。

仕事との両立は簡単なものでは全くなく、もう無理だと思ったことは一度や二度ではないけれど、仕事に対する情熱だけでなく、保育園の有り難さがストッパーとなり、この保育園に通わせたいという思いが私のエンジンにもなった。

永遠かのように思えたあの時間。過ぎてみれば期間限定で、当然のことながら不可逆だ。

育児初心者でもあり、仕事とのバランスに苦悩していっぱいいっぱいだった私を支えてくれた保育園と保育士さんたちに、心から感謝している。

#ジブン株式会社マガジン
#保育園
#保活
#園庭
#保育園選びで重視したこと
#イベント
#運動会
#学芸会
#ワークライフバランス
#仕事
#育児
#両立

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?