見出し画像

時間がないのはもしかしたら思い込みかもしれない

かつてぼくも経験があるが、忙しい時ってある。
時間がない!と思う。
でも、それは大きな間違いだった。

それは思い込みであり、あることをしていないとそうなってしまうのだ。


■(その1)何気なく過ごすと時間が無くなる

かつてぼくが
「時間がない!」
と思っていた時に失敗していたこと。

予定を立てずに、あるいは予定を立てても
「周りからのリクエストを無条件で入れる」
ということをしていた。

それは
「もうしわけない」
という想いからだ。

結果として、予定が埋まったり、細切れになる。
すると、本来やるべきコトに割く時間が無くなる。
どうしても作業効率が悪くなる。

そんな中、前職のマネージャー時代に工夫したらうまくいくようになったことがある。

前職では、多い時で、100名のチームのマネージャーだった。
8つのチームがあり、それぞれがリーダーの僕を入れたミーティングを入れる。
だから、マネージャーとして僕がやるべき仕事をする時間がない。

結果として、残業したり、土曜日に作業したりとなっていのだ。
でも、ある時ふと思いついて、週に3回、午後の13時~15時は自分の作業時間として確保して全体へ周知した。

すると、ちゃんとみんなそれを避けたり、各チーム間で調整して予定を入れる。
この時に初めて
「あっ、時間ってコントロールできるんだ」
ということを感じた。

33歳のころの話である。

でも、そうではなく何気なく過ごす、時間のコントロールを放置しておくと、時間はなくなっていく。

だから、今でも僕は、月末には翌月の予定を決める。
クライアントとの大事なミーティングの時間。
自分の会社のための大事な時間。

そして、その月に発生する、打ち合わせや、コンサルティング、研修の予定は、それ以外の空いている時間で調整する。
これをすると、まわりに振り回されることなく、スケジューリングできてるのでストレスにもならない。

■(その2)全部自分でやらない

自分でやらなくてもいいことを全部自分でやろうとすると当然時間が無くなる。

だから、人に任せる。
会社であれば、部下や同僚にお願いをする。
独立しているのであれば、作業系はアウトソースする。

何かを調べたり、検討するのであれば、その分野の専門家にお金を払ってでも、相談したり、ノウハウを教えてもらう。

あとは、今の時代であれば、ITツールで代行できることは、それを活用する。

ぼく自身、独立してからは、お金を払ってアウトソースしたり、ITツールを活用したり、専門家の力を借りるようになった。

結果として、ぼくの時間は、
「ぼくがしなければならないコト」
のためだけに使えるようになった。

それは、研修やセミナーであったり、コンサルティングであったり。
また、ぼくの場合、スポーツジムでカラダを鍛えることは、50歳を過ぎた今でも、これまでと同じ集中力で1日走りきるために必要な投資なので、その時間とか。


この2つをするだけでも
「時間」
は生み出すことができる。

まだ、試したことがない人は、ぜひ試してみてほしい。

【経営のレシピ】

「時間がない」は思い込み。

1.時間をコントロールする。自分にとって必要な時間を最初に確保する。
2.全部自分でやらない。自分でなくてもいいものは外部の力、ITの力を借りて、自分の時間を生み出す。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?