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自分の好き!を仕事にする秘訣

個人で起業する人の多くは
「それが好き!」
「自分の想い」
を商品やサービスにするケースが多い。

そして、その中で、うまく行く人とうまく行かない人がいる。
その差は何なのか?

今回はそんなお話です。


■HISの澤田社長

HISやハウステンボスの経営者として多忙を極める澤田社長が3ヶ月会社を離れてやっていることの記事が掲載されていました。

実は、長く続いている企業の経営者の多くは同じことをしています。
100年とか続いている老舗と呼ばれるところも同じです。

提供者である前に、消費者であること。
そこから紐解いていく。

なぜなら、僕らの商品やサービスに価値を感じ、お金を価値の対価として払ってくれるのはお客さんだから。
そして、そのお客さんが感じる「価値」というのは、時代と共に動いていくからです。


■ビジネスのお医者さん

僕は起業して1年目~3年目の方のためのコンサルタントです。
14年が経過し、年間300名近い方たちと出逢い、サポートする中で、多くの人が
「それが好き!」
「自分の想い」
を商品やサービスにしている。

なお、そのビジネスが順調に行っている人は僕の前には現れません。
なぜなら、順調に行っている時は健康体だからです。

そして、コンサルタントはビジネスのお医者さんなので、どこかが「悪く」なっていないと出番はない。

出番がある時は

・商品やサービスが思うように売れない
・お客さんがなかなか集まらない
・価格競争に巻き込まれている
・お客さんの満足度をもっと上げたいけどどうしたらいいかわからない
・差別化をしたい

などの時です。

では、なぜ、順調に行っている人と、このような課題が出て来る人でわかれるのか?
その答えが、澤田社長の行動にあります。


■自分の業界、サービスをお客さんの立場で見てみる

自分の想いや好き!は大事にしながらも
・お客さんの立場で自分の業界に触れ肌身で感じる
・その上で、自分のサービスを振り返ってみる
これが大事なのです。

そして、最初に書いたように、うまく行っている経営者はすべからくこれをしています。

でもね、
個人や小規模事業者でこれをしている人が本当に少ない。
時間がない、余裕がない、面倒などの理由で。

だから、うまく行かない。

でも、だからこそ、これをすれば、他の同業の人より一歩抜きん出ることができるわけですね。

お客さんが思うように集まらない、減ってきた、ビジネスが上手くいかないとなげく前に。
また、そのなげく時間があるのであれば、やるべきことがある。

うまく行っている経営者は、なげく、凹む、そんな時間があるのであれば、自分にムチ打って、それを打開するための行動をとる。

微妙なニュアンスなのだけど、クライアントの相談を受けていると
「このサービスが、私のお客さんにとって必要なんです!」
という言葉がよく出てきます。

これが
「押し付け」
「ちょっと前のお客さんのニーズ」
ではなく
「今、まさに相手が欲しいと言っているものなのか?」
ということです。


■掛け算

自分が好きなコト、大事にしているコト。
それと、お客さんが求めているコト、得たいもの。

この2つをかけ合わせたところに
「売れる商品。サービス」
があります。

それを見つけるために、お客さんの立場で、自分の業界や、他の人のサービスに触れ、自分のサービスを見つめてみる。
ぜひ、これを大切にしていってください。


なお、自分ひとりでは難しそう。。
そんな人は、遠慮せずに、ぜひ、それぞれのエリアのサービスを活用くださいね。

東京では、必要な情報は山ほどあるセミナーや起業塾で簡単に手に入ります。
僕が「プランコンサルタント」の委託を受けている「TOKYO創業ステーション」もそのひとつです。

https://startup-station.jp/

もちろん、僕自身の事業としてもコンサルティングや経営塾、講座でサポートしています。

あなたのエリア、ステージ、好みに合いそうなものを活用していってくださいね。


【経営のレシピ】

自分が好きなコト、大事にしているコト。
それと、お客さんが求めているコト、得たいもの。

この2つをかけ合わせたところに「売れる商品。サービス」がある。

それを見つけるために、お客さんの立場で、自分の業界や、他の人のサービスに触れ、自分のサービスを見つめてみる。

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