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ゆるチャリ旅備忘録①


今回の舞台は島原半島。
ぐるっと一周がだいたい150キロくらい。
島原といえば、歴史の教科書にもよく出てくるキリシタンが住んでいる街のイメージ。

クリスチャンのイメージじゃないんだよね、キリシタンって言葉がしっくりくる感じ。

お城と海とキリシタン的な場所。
なにいってるんだろう。

ルートは長崎空港→諫早→島原→小浜温泉→愛野→諫早で小浜温泉で一泊します。
今回はこの辺。

完全なる思いつきで九州にいるお友達との旅です。
そして、勢いで決めてしまったがためにらやっぱり土曜の朝の飛行機はチケットがとれず、というか高すぎて。
諦めて仕事を早上がり(放り投げ)して金夜に長崎入りしました。

到着して最初にみた風景は、長崎空港の橋。

お昼だとこんなに素晴らしい景観の、海に浮かぶ空港なのですが…(これは帰りのもの)

夜9時に真っ暗の橋をひとりで渡るのは寂しすぎて孤独で死にしそうでした。

とりあえず1日目は大村のビジネスホテルに泊まって、次の日は朝早くから、15キロ走って諫早駅で友達と合流します。

諫早を出るとゆるやかなアップダウンと共に干拓地が広がってます。
なんか昔、社会で勉強したような。
ムツゴロウさんがどうたら。そしてなんかやたらコインランドリーが多いな、洗濯物干せないんだろうな、なーんて思って見たり。

そうこうしてると雲仙岳が見えてきたり。

そして我々は海とご対面するのですが。
なんですが、有明海はあまり綺麗ではありませんでした、残念。

そんなこんなでゆるゆると坂をアップダウンしてると島原の中心街につきます。

島原城。
上からみるとこんな感じ

そら、あおいね。

お昼ごはん。
島原名物のさつまいも麺の六兵衛さんで。

不思議な味の麺。
食糧飢饉のときに六兵衛さんという方が作ったという郷土料理だそうです。
ヘルシーな料理です。

ついつい旅行に行くと食べすぎちゃうけど、これなら食べすぎても大丈夫かも。
でもチャリダー的には消化が良すぎて燃料切れになるので、どこかでおやつタイム作らないとね。


島原を出てしばらく漕ぐと原城に。
ここは天草四郎が島原の乱のときに籠城した
場所らしい。
天草四郎のお墓なんかもあったりします。

天草四郎って本名じゃないらしいけど、そういえば歴史の教科書に出てくるキリシタンたちの苗字ってみんな島原半島の地名が多いね、なんてことに気づいたり。
原マルティノとか千々岩ミゲルとか…
ひょっとしてみんなお金持ちの地主ボンボンだったのかな、なんて考えたり。

天気の良い日に、風に当たって、ちょっとだけ歴史に想いを馳せながらチャリを漕ぐのってなんだか気持ちいいですね。

気づくと半島の最南端へ。
ここからフェリーで天草にわたれるらしい。

目の前に広がる島々の景観を見ながら、
次は時間見つけて天草にいきたいな、なんて会話して。

ぼこぼこした島がうっすら見える感じが、RPGみたいで、乙女の冒険心がくすぐられます。

天草よさそうだな、なんだか坂道多そうだけど。

そうこうしていると小浜温泉につきました。
ここは、半島随一の温泉街。

温泉地って一般的に山にあるイメージなのですが、九州は結構山の麓の海沿い温泉も多い。

日本一長い足湯。


みんなビール片手に夕日を待ってる。
なんともツーリング冥利につきる至福のとき。

疲れてむくんだ足を温めながら、1日を振り返る。

今日もいい一日でした。
明日も晴れますように。

本日の走行距離:120キロ(がんばった!)
後半につづきます


追記 ちなみに夜ご飯でふ!!

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