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【管理栄養士解説】朝食作りの負担軽減!ごはん食でバリエーションを🍚


本日の子育てお悩み相談~朝食のレパートリー~

今回の子育てお悩み相談のテーマは「朝食のレパートリー」です。
保護者の方から寄せられたお悩みを見ていきましょう。

5歳と3歳の子供の母です。
我が家はパンがメインの朝食を食べています。
あとは、目玉焼きにミニトマト、余裕があればフルーツをつけるくらいの簡単なものです。
ただ、いつも同じ朝食で子供も飽きてきたように感じるので、もう少し変化をつけたり、レパートリーを増やしたいです。
とはいえ、朝はあまり時間もないので、手軽に取り入れられる朝食を紹介してほしいです。

管理栄養士の回答

今回のお悩み相談に回答するのは、管理栄養士の高田佳保里です。

管理栄養士 高田 佳保里

お子さんのためにも朝食のレパートリーを増やしたいというお気持ち、素敵ですね。
とはいえ、忙しい朝ですので、負担が大きくならないようにしたいですよね。
食事を用意する上で大切なことは、炭水化物、タンパク質、ビタミン類をバランスよく摂取することです。

炭水化物…米飯かパンなど
タンパク質…肉、魚、卵、大豆製品など
ビタミン類…野菜や果物など

どのような朝食にするにしても、まずはざっくりとこれらの食材が取り入れられていることが大切です。

3品で完成!バランスの取れたオススメ朝食メニュー

パンも美味しいですが、
私のオススメは、ごはん食を中心とした朝食です。
ごはん(またはおにぎり)、卵焼き、具沢山味噌汁の3品でバランスの取れた朝食が完成するのです。
ポイントは味噌汁にたくさんの野菜を入れることです!
そうすることで、ビタミン類も摂れるおかずになりますよ。

時短に繋がる朝食作りのポイント

一手間かかりますが、夕飯を作るときに、味噌汁用に野菜をカットしておくと朝食作りに時間をかけなくても済みますね。
私はジップロックに味噌汁用のカット野菜を入れて冷凍しています。
夕食のご飯が余れば、おにぎりにして冷凍しておくのも便利ですね。
そして、朝は炭水化物だけになりがちですが、しっかり摂っていただきたい栄養素の一つにタンパク質があります。
納豆や卵焼き、魚の塩焼きは立派な1品となります。
それらがなくても、常備しやすいちりめんじゃこや鮭フレーク、冷奴などでも手軽にタンパク質は摂れますよ。

1週間の朝食をルーティーン化

毎日朝食を変えようと思うと負担ですが、1週間の朝食をルーティン化するのはいかがでしょう?
例えば、白ごはん+具沢山味噌汁+曜日によってたんぱく源を変えれば、マンネリ化も防げるのではないでしょうか。
主食をごはんにすると、おかずの選択肢が増え、あまり負担なくレパートリーが増やせますよ。
今召し上がっているパンメインの朝食をルーティンに組み込んでも良いですね。

<例>
月曜:白ごはん+具沢山味噌汁+魚の塩焼き
火曜:白ごはん+具沢山味噌汁+鮭フレーク
水曜:パン+具沢山スープ+ウインナー
木曜:白ごはん+具沢山味噌汁+ちりめんじゃこ載せ冷ややっこ(もしくは湯豆腐)
金曜:白ごはん+具沢山味噌汁+納豆
土曜:白ごはん+具沢山味噌汁+卵焼き
日曜:パン+具沢山スープ+目玉焼き

ママの朝は忙しいものです。
負担にならないように、ルーティーン化はおすすめですよ。


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