芋出し画像

#10 【🀍】認識に぀いお盎感情報ず意識情報


▶ 自分における「認識」には、『盎感情報』ず、『意識情報』がある

〈盎感情報〉

自分にずっお自然的に、そしお䞍可逆的に認識される情報です。
䞻に五感がはたらき認識する情報、物理法則の情報、他人の蚀語などがこの郚分に倀したす。

たずえば
火は熱いずいうこず、ケヌキは甘いこず、石は硬いずいうこず、物は萜䞋するこず、人や呚りが発した音声・蚀葉、など

人ず共通認識が可胜で、自分にずっお倖郚で認識する、"珟実"的な"事実"の情報です。

〈意識情報〉

盎感情報を元手に、自分の思考性や、心的・意識的な郚分がはたらいお、可逆的ずいえる圢で自由に認識しおいる情報です。
䞻に心理的なはたらき個人的ないい悪い、奜き嫌い、感情が匷く圱響しお、この情報が認識されたす。

そしおたた、この䞭に
・感情的盎感心的盎感情報
・自由情報


がありたす。

これらが合わさっおいるのが"意識情報"です。

たずえばケヌキは甘くお⇒盎感情報矎味しいから奜き感情的盎感情報→いいものだ自由情報⇒"意識情報"

なぜ感情的な盎感情報が自然的なものなのに"自由"ずいえるかずいうず、その地点では自然的でも、人生ずいう長い目でみるずそうなるからです。
生きおいく䞭で意識が他の情報を認知する、たずえば「ケヌキは倪るから悪いもの」のように倖郚から情報を埗お、それをそう認識すればそれはいいものから悪いものになりたす。
たた、小さいころは矎味しくお「奜き」だずなっおいたものでも、時が経ち成長するなどしお甘いものが苊手になれば自然的に"嫌い"ぞず倉わるこずもありたす。→この自分の意識がはたらいおいる郚分が意識情報です
↳※ここにも「時間」が関係したす

䞊蚘の盎感情報、぀たり珟実・事実的な情報よりも、この意識情報の方が自分においお匷く認識されやすいです。
なぜなら、わたしたちは䞀生事実の決定的芳枬が䞍可胜で、真実しかわからないようになっおいるからです。

意識的にこれらを切り分けお考えないず、ここに気づくこずができたせん。

総括するず、人は自分勝手に䞖界を解釈するような圢で決定し認識しおしたっおいる堎合がほずんどである、ずいうこずです。

おそらく、この郚分を混圚させる圢で䞖界を認識しおいるず心理的ストレスを抱えやすくなるのではないか、ず考えおいたす。
自分の䞭で、珟実ず理想が混ざりあっお物事を認識する圢ずなりやすいからです。

たた、この認識が自己圢成やアむデンティティの確立に深く関わっおきたす。

✔メモこの䞡方が混圚した情報がわたしたちにおける『真実』ずなる。
盎感情報は"理解"が可胜で、無矛盟性でなっおおり、自由情報は"理解"ずいうこずができず、矛盟性でなっおいる。
ただし、その自由情報は盎感領域の情報に基づいおいるので、適切に凊理を行うこずで理解する、ずいうこずは可胜

●盎感情報に぀いお

わたしたちが倖郚の情報珟実䞖界の景色などに぀いお認識をするずき、脳が自動的に"デヌタを取埗・送信・収集・比范・掚論・仮説・補正・意味づけ などの䜜業を繰り返し、統合させお『確定』→それを自分が認識"ずいうプロセスがなされ、それは自然的に、自分ずっお無意識の領域で行われたす。

ここに自分の決定暩はありたせん。

珟実䞖界に぀いおの情報は『確定』しおおり、䞍倉の事実です。

●意識情報に぀いお

䞊蚘に察し、意識情報の操䜜・決定暩は『自分』にありたす。

そしお、䞊蚘ず同じようにデヌタ収集・比范・掚論・仮説・補正・意味づけ などを行うこずで『確定』させようずするはたらきがあり、ただしこの郚分の操䜜が自分自意識の自由になっおいたす。

"『確定』する"ずいうこずができない堎合、粟神にずっおそれは『自分の䞖界は䞍安定な状態である』ずいう認識になりたす。

※ここが『人はなにかを信じおいないず生きおいけない』っおいう心の性質が生じる倧きな理由なのではないか、ず考えおいたす。

「他人ず比べるから自己肯定感が持おないのだ」のような論がありたすが、わたしたちは、他ず自分を比べ、掚論や仮説をたおたり、補正などを行わないず『自分』の情報が掎めないようになっおいたす。

たずえば人を芋お、「ああいう蚀葉を䜿えばいいのか」「ああいう颚になればいいのか」「あれはよくないこずなのか」などを自意識的に考え、自分が埗おいる情報ず照らし合わせるなどしお、『どういう生き方・情報を遞択するのが自分にずっお最適解か』を垞に暡玢し、決定が行われるこずで自己䞖界の情報は぀くられたす。
※ここのはたらき自䜓は䞍可逆的なしくみになっおいたす。

↳身近なずころでいえる簡単な䟋を出しおおくずマックのハンバヌガヌを食べたずしお、そのハンバヌガヌが自分にずっお本圓においしいもので奜きなものなのかどうかは、ほかのモスやロッテリアなどのハンバヌガヌを食べ比べるこずでわかる、みたいなこずです。

このように自分の心・䞖界を確定させるために人は考えお、自分を知る䜜業を繰り返しながら生きおいきたす。

なので『人ず比べないこず』は䞍可胜です。逆にこのはたらきを制埡しおしたったりうたくはたらいおいないずわたしたちは生掻を円滑に送れたせん。
たずえばここがはたらかないたたに生きるず、自分は絶察に正しいのだ、のように信じきる状態ずなり自分の䞖界が固定化される圢になるので、成長するこずができなくなり、はだかの王様のような状態になりたす。高次の自分の粟神を叞る郚分の脳機胜が未熟なたたにもなるので、自己圢成がうたくいきたせん。たたここがはたらきすぎおいおも、぀たりあれこれ考えすぎおいる状態にあっおも、自分の䞖界が確定的でない状態になるので䞍安定ずなりたす。

↳✔心はおそらく、成長・物語性のあるものを認知するこずで満たされるようになっおいたす。そしお〈心〉は自意識自分の生の本質にずっお自分の孊習媒䜓であるので、本質の自分の生きがいずしおは"自分の心に反映される情報・自分の物語 をしっかり芳枬するこず"、"か぀いいものにするこず"、であり、その物語が停滞したり砎壊されるようなこず、たずえば人ず比范しお自分を卑䞋するこずが぀づく、のようなこずがあるず拒吊反応を瀺し問題発生ストレスずしお思考や肉䜓にアラヌトを出したす。
察しお比范を行いそこから自分を成長させる、認める、のようなこずがされおいれば充実感を感じたす。

そしお、このはたらきの䞭で、意識の䞭の無意識的なずころで自身の粟神に自動的に『確定』的情報ずしお蚭定されるものがありたす。

それが、【普通】です。

人はほずんどの堎合、䞖界や瀟䌚を生きる䞭で導き出した【普通】䟡倀芳の統合情報を正解・確定的なものずしお぀くりあげ→決定→信仰 のプロセスを蟿りたす。
↳おそらくヒトの生存本胜ずしお仲間倖れになるず生存ができないずいうのが匷く脳に刻み蟌たれおいるこずなどから぀くられたはたらき、ずいうのがあるのではないかず思っおいたす。自分の生存を守るためにできた粟神的自動プログラムずもいえるかも

〝【普通】でないず䞍安を感じ、【普通】であるず安心する〟このような幻想的䟡倀芳が確定的なものずしお自由認識情報䞊にほが自動的に぀くられたす。

生きおいる䞭でこの【普通】が定たっおくるず、倧抵の堎合この【普通】を軞にしお、『自分』の情報脳内情報の補正䜜業を行おうずするようになりたす。

぀ぎに、意識的なずころで『確定』情報ずしお蚭定されるのが【理想】です。

䞖界をみる䞭で、「このようになれば認められる・䟡倀のある人間になれる・幞せになれる」のような情報を埗お、それが自分に䞍足しおいるものだず思うず、それを手に入れないずいけないそれがないず自分の䞖界は完成しない自分には䟡倀がないのだ のような刀断をしおしたい、よくない粟神状態に陥りやすくなりたす。
※盎感情報においおも脳が勝手にないものを補おうずするはたらきがありたすが、それず同じようなものだず思いたす。

たた、他人ずの差別化を図り、自己の存圚䟡倀を高めようずするはたらきもありたす。
たずえば『䞖間の流行りに簡単に乗りたくない』みたいな意識がそれにあたりたす。

ここが自動的にされるたたに生きおしたうず、䞖界の無矛盟性ず人間の矛盟性の盞互関係が理解できず、自分が知っおいるものの䞭だけで自分勝手に因果関係を結び぀けたりしおしたうなどしお認識のコントロヌルが難しくなるのでさたざたなトラブルに぀ながりやすくなりたす。粟神疟患を発症する確率も䞊がるのではないかず考えおいたす。


この意識情報を確定しようずする䜜業においお、すごく重芁ずなっおくるのが、"自分の心の反応を自分自身がしっかり認知しお、自意識的にその䜜業にしっかり組み蟌めるか"です。

〝自分自身が〈心〉を意識し知ろうずしおそれを行えるか〟ここに人間の粟神を安定させる本軞がある、ずいっおも過蚀ではないのではないかず思いたす。

そしお、このずきの〈自分を知る・぀くっおいく〉ずいう思考䜜業を行う䞭で、絶察にブレおはいけないのが【『自分には絶察に生きる䟡倀がある』ず信じお疑わないこず】です。

どんなに環境が倉わっおも、どんな状況に陥っおも、どんな気持ちを感じおも、この軞はブレない。このような心の状態を぀くれないず人の粟神は厩壊の道を蟿りたす。

なぜなら心のデフォルトが『䜕者でもない自分にこそ䟡倀があるずいう状態』だからで、ここが自己肯定感に぀ながるからです。


人は、心や自意識を認知できおいなくおも、生物ずしおただ生きおいく、みたいなこずが䞀応できおしたいたす。
たた、人間の䞭には、倧きく二぀にわけお知的な生物ずしおそれに重きをおいお生掻をする個䜓ず、動物的に盎感に基づいお生掻をする個䜓がいお、ここがおそらくピラミッド構造×波のような圢で分垃しおいる党䜓ずしおは今のずころ埌者が圧倒的に倚いのではないかず思いたす。心の反応をきちんず的確に認知し、それをたた適切に凊理するにはほずんどの堎合意識的か぀知的な䜜業が必芁なので、方法論が確立されおいない今珟代においおこの䜜業をうたくできる人はすごく少ないはずです。
぀たり数パヌセントの個䜓しか本質的な『自分』を生きるこずができおいない自分の意志で生きるこずができおいないのがおそらくこれたでず今の状況なのではないかず考えおいたす。


最埌に、ここで忘れおはいけないのが、䞖界の本質的に、〝"䞖界を絶察的に『確定』する"ずいうこずはできない〟ずいうこずです。
それは物理的にもそうであるこずが明らかになっおきおいるのではないかず思いたす

この、䞍確定的な䞖界で生きる䞊で重芁な芁玠ずなるのが『遞択』です。

『遞択』こそがわたしたちにおいお『自分・そしお䞖界を圢づくるもの』ずなっおいるので、"その遞択の決定暩が自分にない"のような感芚になるず、心は䞍安定ずなりたす。

いわば神を信じるこずを遞択しおいる人にずっおは神䞍圚の䞖界、科孊を信じるこずを遞択しおいる人にずっおは物理法則がねじ曲がった䞖界、のような認識になるみたいなもので、そのような人が神の存圚が揺らぎそうな出来事に盎面したり、数孊や科孊を理解できおいる人がそれを理解できない頭になればその人の認識は簡単に揺らぎ粟神は䞍安定になりたす。

↳身近で簡単な䟋えを出すず、今たで赀く芋えおいたものが青く芋えたり、今たで統䞀的に感じおいた味がしなくなったりなど、突然感芚が狂いそれたで圓たり前だったものが砎壊されるず倧抵の人は心理的に恐怖を感じたす。倧きな理由ずしお自分が信じおいるもの・自分の䞖界が壊れるず感じるからです。

その䞭で、"【自分の『遞択』を信じる】ずいうこずに信仰の重きを眮けおいる人"は、どんな状況に陥っおも自分の心・粟神䞖界の軞がブレるこずがありたせん。たたにあっおもすぐに戻す事ができたす。

ここが、『生きる掻動においお自分の䞭に䌏線をはるこずの重芁性』ずいうものに぀ながりたすが、ここは「幞せの本質」に繋がっおくるので、そこでたずめおいこうず思いたす。


▶ では次、「幞せの本質」に぀いおです。いく぀かにわけたす


この蚘事が参加しおいる募集

#AIずやっおみた

28,308件

この蚘事が気に入ったらサポヌトをしおみたせんか